大阪市・松井市長が定例会見7月1日(全文1)近いうちに一度目接種の予約を一時停止
二度目の接種予約分が削られた医療機関もあるようだが
毎日新聞:毎日新聞の田畠です。今のところの関連なんですけれども、今週の月曜日から、市のほうから府医師会を通じて、個別接種をしている医療機関にファイザー製のワクチンを少し減らしてもらうっていうようなことのお願いをしているみたいなんですけれども。これについて、今、一度目のワクチン接種と二度目のワクチン接種ということで、二度目をちょっと優先するみたいなことで、市長の発言の趣旨だったかなと思うんですけれども、もうすでに医療機関によっては二度目のワクチン接種の予約をしている人の枠を取ってたところ、そこがちょっと削られてしまっているようなところがあるみたいなんですけれども。 松井:いや、それは全て二度目のワクチンを、一度目、一度ワクチンを受けた方が二度目のワクチンをしっかり接種できるために、新たに予約される、一度目を予約される方をいったん停止するという考え方です。でないとまた、一度受けたのにその効果が、長期間に及んでしまうと、二度目までの、その効果がやっぱりちょっとなくなってしまいますから。だからやっぱり一度受けた方がしっかりワクチン効果を得れる、抗体ができるように、二度目の接種を必ずできるような形で予約、接種の予約を見直していきたいと思っています。 毎日新聞:そこなんですけれども、総量としては二度目のワクチンの接種の予約ができることになるかなと思うんですけど、個別の医療機関に対してワクチンの供給量が普通に減らされるんで、ぎりぎりまで二度目の人で取ってたところがあってですね。そこが減らされるんで、そこの減らされた分だけ二度目の人が打てない状況にあるみたいです。 松井:よう言ってる意味が分からんけど、何。
二度目のワクチンが打てない人がいるようだ
毎日新聞:つまり二度目のワクチンのための注文を市のほうにしてたところ、市からちょっと減らされる分の、これぐらい減らしてくださいっていう、減らしますってことで言っているので、その差の分だけちょっと二度目のワクチンが打てない人が出てて、その医療機関が別の医療機関にワクチン余ってませんかと呼び掛けたりしているみたいです。 松井:だからそれは、大阪市内全体としては、同時期に一度目を打つ人もいるわけですよ。だからその一度目の予約を止めてもらうと。だからワクチンは同じなんで、一度目も、二度目も。だから一度目を止めることによって、二度目のワクチンを接種する人が、二度目が打てないというような状況にならないようにしたいと、こう思っています。だから各医療機関で一度ワクチン接種を受けた方は必ず3週間前後、前後かな、後になるのかな。3週間程度で、二度目のワクチンを打てる量はなんとか今、確保ができております。 毎日新聞:じゃあ総量としては二度目のワクチンまでは打てるような状況には今現在ある? 松井:だからそうするために、さらに、要は年齢層を下げて、ワクチン接種できる、したい人に接種が行き渡るようにしたいということでいろいろとやってきましたけども、いったんは、今の時点でワクチンを一度接種された方々が二度目接種を確実に受けれるワクチン総量を確保するために、近いうちに一度目の接種を希望される方の予約をいったん止めさせてもらいたいと思っています。 毎日新聞:個別の話なんであれなんですけど、恐縮なんですけど、なので個別の医療機関で、今、二度目のワクチンの量が足らなく、一時的に足りなくなってしまっているところについては、例えば集団接種にその患者さんを振り替えていただいたりとか、あるいは別の医療機関で二度目のところだったり。 松井:今日時点で二度目のワクチンが足りないところはないはずです。今日。今日減らしているわけじゃないんだから。だから来週、その医療機関でも来週一度目の接種を受ける人がいるはずなんです、予約を受けて。 毎日新聞:私が取材したところは全部、あと二度目。 松井:だからそういう個別事案については、二度目、必ず打てれるようにします。でないと、せっかく一度打ったワクチンの効果が、なくなるとは言わんけど、やっぱり非常に薄れるというふうに専門家の皆さんから聞いてますので。 司会:次の質問をお受けします。朝日放送テレビさん。 【書き起こし】大阪市・松井市長が定例会見7月1日 全文2に続く