データを活用して好きな香りとの出会いを作る:「カラリア 香りの定期便」
オフラインでの香りとの出会いにも貢献できるように
ー御社の今後の展望を教えてください。 今後の展望としては、実現したいことが大きく分けて2つあります。1つ目は、一人ひとりの人生を香りで彩ること。2つ目は、街中を香りで彩ることです。 1つ目の「一人ひとりの人生を香りで彩る」は、今取り組んでいることでもあります。商品の幅を広げながら、その方が朝も昼も夜も好きな香りに包まれる生活を提供できるサービスへと、カラリアを発展させていきたいです。 2つ目の「街中を香りで彩る」は、日本中どこに行ってもすてきな香りがする状態のことを指しています。弊社は香りのいろいろなブランドさんや香料会社さんとつながりもありますし、商品の幅を広げたことで香水以外のデータもこれから増えていくはずです。 こういった強みを生かしながら、オフィスやホテル、洋服店、住居など、いろいろな空間で香りを楽しめるようなチャレンジをしていきたいと考えています。 ーオフラインでの出会いの機会も作りたいとお考えなんですね。 香りとの出会いを最適化するにあたって、 オンラインだけだと限界があるなと徐々に感じてきているんです。 やはり香りに関しては、リアルでの体験がとてもいいものだなと。 ただ、百貨店など店頭では100種類ほど商品を用意していても、来店時に実際に試せる数は多くても1回あたり5~10種類ほどですし、好きな香りに出会えるとも限りません。 そこで、弊社のデータを活用して、その方が好みの香りに出会えるようにできれば、よりオフラインで購入に至る確率を上げられるのではないかなと思っています。 ーお客様とブランドとの間に立つ御社だからこそできることですね。 プラットフォーム事業だからこそ、お客様とブランドさんとの間に立って、すてきな商品と出会う機会を作ることが大事だと思っています。 カラリアでは、ハイブランドからニッチなブランドの商品も含め人気があります。理想の香りとの出会いを提供するプラットフォームとして、ブランドさんとお客様の架け橋になれればいいなと思っています。