【中山新馬戦】コンサートツアー まだまだ成長途上も半兄に続く活躍期待
今週から暮れの中山開催がスタート。開幕週2日目の5R新馬戦(芝2000メートル)でコンサートツアー(牝=武井)がデビューする。 母ナスノシベリウス譲りの芦毛が冬景色に映える。父は17年ダービー、18年天皇賞・秋とG1・2勝のレイデオロ。デビューへ向け、美浦坂路とWコースを乗り込んだ。武井師は「ちょっと足りないですね。気持ちが前向き過ぎてコントロールできないし、切れる脚がないですね」と厳しくジャッジする。それでも、2週前はWコース併せ馬で5F71秒2~1F11秒8。後方から馬なりのまま併入し、素質の片りんをうかがわせた。 半兄ハーツコンチェルトは新馬戦を圧勝し、23年ダービーで3着と好走。同師は「(兄姉)みんな走っているので」とかける期待は大きい。まだまだ成長途上だが、初々しいステージでどんなパフォーマンスを披露するか。