【高感度ロッドが魚探代わり!?】24ポイズンアドレナで水野浩聡が秋の高滝湖を攻略!
今号の房総リザーバー特集では各レイクをホームグラウンドとするスーパーローカルたちが登場している中で、唯一アウェイの地に挑んだのが東海エリアからの刺客・水野浩聡さん。自身2度目となった高滝湖で組み上げたのは、愛竿・24ポイズンアドレナを主軸とした「陸っぱりでも応用できる戦略」。ボートに乗っても水野さんはやはり凄かった! 【画像】「なるほど、そういうことか」小魚の波紋が出る場所を魚探代わりのロッドとルアーで探ると…
高滝湖
たかたき・こ/高滝ダムと称されることもあるが、湖としての正式名は高滝湖。房総半島バス6湖の中では笹川湖(片倉ダム)に次いで新しい1990年の竣工だが、その翌年からレンタルボート店・高滝湖観光企業組合(TKK)が創業してバスフィールドとしての歴史は亀山湖に次ぎ2番目に長い。車は圏央道・市原鶴舞ICから、電車は小湊線高滝駅からアクセス。
水野浩聡
みずの・ひろあき/明るいキャラクターとわかりやすい解説、そして必ず結果を導き出す確かな技で人気の“アドレナの顔”。185センチの高身長とロングリーチから繰り広げられる稀有な数々のテクにも要注目だ。岐阜県出身。
「アドレナの高感度が僕の魚探代わりです」
水野「高滝湖は久々で去年以来ですね。護岸に囲まれた本湖は非常に広く、岸際にカバーが多いバックウォーターが2つある。古敷谷川は奥行きが短くて、もう一方の養老川は長い。僕の中でのイメージはそんな程度ですね(笑)」 日々、日本全国を所狭しと駆け巡る水野浩聡さんがやって来たのは、房総半島リザーバーの雄・高滝湖。1年ぶり生涯2度目となる釣行で、現地の事情に明るいとは言えないアウェイの地だ。 水野「房総半島リザーバーで経験があるのはココと亀山湖、それに三島湖だけ。いずれもそれぞれ特徴がある湖で、ほかの3湖もいつか行ってみたいですね」 ここで『!?』と頭に描いた方も多いかもしれない。近年メディアでは陸っぱりを軸とした活躍を見せることが多い水野さん。古くから彼を知る方なら『元プロガイド』のキャリアからボート釣行に何ら疑問はない。だが、現在は陸の機動戦士としてのイメージが強い中で、敢えての艇を選択。アウェイかつレンタルボート釣行に挑む異例の機会となったのだ。 水野「今回、魚探は使いません。僕の魚探代わりとなってくれるのは、この24ポイズンアドレナ。優れた感度がきっと強い味方になってくれます」 今回は強力な布陣と共に「陸っぱり目線で挑みます」と宣言。まずは当日の高滝湖の〝今〟をどう捉えていったのだろうか。