大阪府・吉村知事が定例会見2月10日(全文4)マスク会食の心掛け定着できないか
ワクチン配送センターはどういう役割果たすのか
大阪日日新聞:それから2点目なんですが、ワクチン配送センターなんですが、これもやはり一般とか高齢者に接種するようになった場合は、おそらく市町村が中心になってくるのか、どのような役割を果たすというふうに考えておられる? 吉村:これは大阪府で一元的に32個の超低温冷凍庫を一括してやりますから、この仕組みをどう市町村で活用できるのかどうかっていうのは、ちょっとこれからの課題かなというふうにも思いますね。医療従事者で、これは1つモデルとして、僕、非常に分かりやすいし、スムーズに接種、負担もできるだけ少なく接種できる仕組みだと思っているんですけど。 それぞれの自治体としてはやっぱり、これも参考にしながら自分のところの自治体で一番どうやったら安全、適切、早くできるかっていうのでやってもらって、参考にしてもらったらいいと思います。この大きな物流倉庫をどこかの自治体がそのままやるっていうことにはならないんじゃないかなとは思うんですけどね。 難しいのが、自治体でクリニック、診療所でやる方向も決めたじゃないですか。だから例えば、この配送センターをつくって、どこかの病院に、あるいは市役所が指定する大きなところに1回配送して、その先、あかんらしいんですよ。運んだら。なんでかなと思うんですけど、そういうワクチンらしいんです。ということは、1カ所しか移動できへんのですよね、このワクチンというのが。 これは、それぞれの病院が400っていう、数が多いけども、拠点基地をつくって32台全部ここにぶっ込んで、そして運んでいくっていうことはできますけど、クリニックとかそういった細かなところで、市町村でやっていこうとなったときに、さすがにこの仕組みでクリニックまで配りきるっていうのはなかなかできへんと思うんで、数も、言っても400なんでね。だからちょっと、やり方は考えないといけないけど。これを参考にして、いろいろこれから詰めていきたいと思います。