気象庁データで見る昨日の「注目天気」! 北海道各地で寒さ和らぐ【2024年12月19日】
12月になり、冷え込む日が増えてきました。近年は異常気象や季節外れの暑さ・寒さなども増えてきています。 【画像:平均気温の上昇が大きかった観測地点ランキング5位~1位を見る】 そこで気象庁が発表している「最新の気象データ」から、2024年12月19日にいつもとは変わった天気を記録した地点を見ていきましょう。 ▼▲本記事は制作段階でChatGPT等の生成系AIサービスを利用していますが、文責は編集部に帰属します。 (出典:毎日の全国データ一覧表|気象庁)
●全国の気象データの動き
この日、北海道から沖縄まで気温の大きな変動が見られました。特に北海道では旭川が前日比 +3.7℃ と大幅に上昇しました。道央の函館(+3.3℃)や室蘭(+3.4℃)でも同様の傾向が見られ、寒さがやや和らぎました。 最高気温の上昇幅では、 浦河(+4.5℃) が最大値を記録し、苫小牧やむつも +4.0℃以上の上昇となりました。 降水量では、八丈島(+22.5mm)、浜田(+16mm)、福岡(+14.5mm)などで多量の降水が観測されました。積雪では、稚内(+12cm) が大幅な増加を記録し、旭川(+6cm) や岩見沢(+2cm) でも積雪が増加しました。
●注目地点1:旭川(北海道)
最高気温: -0.6℃(前日比+3.8℃)最低気温: -7.7℃(前日比+4.4℃) 旭川では気温が全体的に上昇し、夜間の冷え込みも緩みました。特に夜間は雲の広がりにより放射冷却が抑制されたと考えられます。また、南西からの暖気流入が日中の気温上昇を後押しした可能性があります。このような暖気の流入は、冬季の積雪が多い地域では雪解けを進めるかもしれません。
●注目地点2:酒田(山形県)
最高気温: 5.6℃(前日比+1.3℃)最大瞬間風速: 17.0m/s(前日比+5.0m/s) 酒田では日本海側特有の風の影響が強く見られました。西からの風が日本海から湿った空気を運び、急激な風速増加を引き起こすかもしれません。これにより、沿岸部では吹雪や飛雪の可能性が増加します。
波止場の鯱