「すっご…」「この人じゃなきゃ思いつかないね」釣れっぷりがエグすぎる方法を実力者が解説
さらに応用も!テキサスステルスとグライドステルスって?
このテキサスステルスはシンプルにステルスペッパーにテキサスシンカーを付け、ディープを攻略しようという方法。 この方法はルアーをブレイクに沿って落としやすかったり、キャストのとき絡まりにくかったり、ダイレクトに操作できるメリットがあるのですが、キャロステルスのようにルアーが浮いた状態にならないのでゴミを拾いやすく、根掛かりも多い弱点があります。ただ、シンカーがこの位置にあるとルアーがとれやすいメリットもあります。 この状態だとステルスペッパーは斜めに泳ぎやすく、あご下にシールウエイトを貼った方が直進安定感が増します。 そのためこちらの方が一見良さそうなのですが、使ってみるとキャロステルスのほうがバスの掛かりが良く、根掛かりも少ない! ステルスペッパー70Fはリーダー部分でルアーが浮いているので根掛かりが少ないことと、加えてリーダー部分が「ハリス」の役目を果たすので、やはり食い込みが良いようです。 キャロステルスとグライドステルス、この二つを使い分けるとさらに釣果はアップ。ぜひ使用してみてください! 【使用タックル①】 ロッド:フェンウィック LINKS 68CMH-STJ [ティムコ] リール:アルファスエアTW 8.6L [ダイワ] ライン:バリバス アブソルート 14lb. [バリバス] ルアー:ステルスペッパー70Fのキャロライナリグ 【使用タックル②】 ロッド:フェンウィック LINKS-CT 65SLP+J[ティムコ] リール:ヴァンキッシュ2500S [シマノ] ライン: YGK リアルデシテックス 0.4号+LDLフロロ1.75号 [Xブレイド] ルアー:ステルスペッパー70Fのキャロライナリグ5g(リーダーは50cm LDLフロロ1.5号)
大津清彰(おおつ・きよあき)
老舗ティムコにてルアー・ロッド開発から各種広報まで担当するマルチプレイヤー。生み出したいくつもの製品がバスフィッシング業界に多大な影響をもたらす大注目の『奇人』。
テキサスステルスを進化させたグライドステルス
そのテキサスステルスをさらに進化させたのがグライドステルスです。リューギで販売しているグライドハンガーLを写真のように取り付け、シンカーを付けます。 あらゆる角度で使用しても泳ぎが安定し、トラブルも激減する方法。最近はテキサスステルスではなく、こちらの方が使用頻度は高いです。 テキサスステルスとグライドステルス、どちらもキャロステルスよりも投げやすく便利… 縦ストラクチャーにそのまま落とし込んだり、ライブスコープでバスに直接落とし込んだりすることを考えると、圧倒的に使いやすいのは事実。