【コックスプレート】プログノーシス騎乗のダミアン・レーンが明かした〝好走へのカギ〟
[GⅠコックスプレート=2024年10月26日(土曜)、3歳上、ムーニーバレー競馬場・芝2040メートル] 26日の豪GⅠコックスプレートで人気に推されているプログノーシス(牡6・中内田)。今回は地元の名手ダミアン・レーン(30)との初コンビで挑む。競馬ライターの平松さとし氏がそのレーンを直撃。勝負への手応えを聞いた。 ――プログノーシスには1週前追い切り、ゲート練習と再三またがっています レーン はい。コンディションの良さを感じたので、非常に満足しています。 ――1週前追い切りはムーニーバレー競馬場で行いました。独特のコースですが、馬は戸惑っていなかったでしょうか レーン そうですね。ほとんど長方形で、短い直線にゴールがある形状は日本にはないユニークな形です。でもプログノーシスはとくに戸惑うことなく対応してくれていました。 ――芝は日本と違いますか? レーン 細かく言えば多少違うのかもしれません。でも、そのあたりも問題なく走っていました。 ――ゲート練習はレーン騎手からのリクエストだったと聞きました レーン 札幌記念とその前の香港の競馬をチェックして、ゲートに少し問題があるかと感じました。そのあたりの不安を払拭したくて、お願いしました。 ――実際、どんな感じでしたか? レーン こちらのゲートの馴致のプロに来てもらい、私自身がまたがって練習しました。枠内でリラックスできていたし、発馬も真っすぐ出てくれました。 ――スムーズにスタートを切れそうですか? レーン 競馬場へ行けばお客さんが大勢いて、雰囲気も違うのでどうなるか分かりません。でも、事前にやるだけのことはやれたと思います。 ――スタートは大切? レーン 前へ行きたい馬が何頭かいるので、差す形でも問題はないと思います。ただ、逃げ候補のプライドオブジェニの逃げ脚は強烈なので、道中あまり離されたくありません。そういう意味でスタートは大事だと考えています。せっかく思惑通りの枠(5番)が引けたことだし、スムーズにゲートを出たいです。 ――日本のファンへメッセージをください レーン 素晴らしい馬の騎乗依頼を頂けて、とてもうれしく思っています。日本に朗報が届けられるよう精いっぱい乗りますので、応援よろしくお願いいたします。
東スポ競馬編集部