大阪府・吉村知事が定例会見10月21日(全文2)年末年始が大きな波になる可能性が高い
大阪府の吉村洋文知事は21日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「「時短全面解除も同一テーブルは4人以内に」大阪府・吉村知事が定例会見(2021年10月21日)」に対応しております。 【動画】「時短全面解除も同一テーブルは4人以内に」大阪府・吉村知事が定例会見(2021年10月21日) ◇ ◇
技術実証に必要性について聞きたい
毎日放送:毎日放送の有馬と申します。発表項目の中で今回この「ワクチン・検査パッケージ」の技術実証を実施されるかと思うんですが。今回、実施することの必要性についてあらためてお伺いできますでしょうか。 吉村:まずそれぞれの店舗でオペレーションがどの程度、手間が掛かるんだろうかと、どういうふうに運用ができるんだろうかということを実験いたします。お店からもアンケートを取るということはやります。普通、お店に入るときにこうやってワクチンを打った証明書を見せたりだとか、あるいはPCRの、見せたりだとか、普通はありませんので、これをやったときに本当にお店として回るのか、あるいはこういうふうにしたほうがもっとうまくいくんじゃないかとか、そういった今後広く実施していく中でどのぐらいうまく活用できるのかということをこの実証実験でより検証をしていきたいと、そう思います。
検査会場で陽性が分かった場合、どう対応する?
もう1つは、大阪コロナ追跡システムをそこに合わせることで、将来この「ワクチン・検査パッケージ」が大きく広がってきたときに、陽性になった人が利用したお店がどこなのかと、どこなのかというか、自分がそこの近くにいたのかどうかというのも、通知できる仕組みというのはもうすでにありますから、ここもうまく活用できないか。この辺りを実証実験で分析をしていきたい、実証実験をしていきたいと。その中で改善すべき点は改善をして、そして将来的におそらくこの「ワクチン・検査パッケージ」を広く使うときが出てくると思うので、そのときに役立てたいと思います。 どのぐらい感染者が抑えられるのかどうかっていうことについては、おそらくこれは実証実験としては難しいだろうというふうに思っています。ただワクチンを2回打った方、あるいは検査して陰性の方ですので、そういった意味ではそもそも感染リスクは非常に少ないところからのスタートだと思います。ただ、そこはオペレーションとして成り立つのか、あるいはもしそこに陽性者がいたとして、あとで追跡して感染拡大をより、なんとか少しでも防げるような追跡機能を持たせられないか、その辺りを実証実験したいと思います。 毎日放送:もう1点、今回検査会場があるかと思うんですが、もしそこの検査会場で陽性が分かった場合は、どういうふうに対応されるのでしょうか。 吉村:陽性が分かった場合は、もうそこは利用されることなく、そのままでは当然、保健所の対応の検査の中で、通常の抗原検査になるので、保健所というか、通常の検査の案内、それをすると。府の職員もいますので、通常のルートに案内していくということになると思います。その方はおそらくは飯食いに行こうっていうぐらいの人なんで、非常に症状が、ほとんどなかったり、無症状の人だと思いますけども、ただそこから広がる可能性はありますから、なので、そこについては府の職員が検査場であったり保健所を案内するということになると思います。 毎日放送:ありがとうございます。 司会:ほかの方。そしたら読売新聞。