大阪府・吉村知事が定例会見10月21日(全文1)大規模商業施設の時短要請も解除
大阪府の吉村洋文知事は21日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「「時短全面解除も同一テーブルは4人以内に」大阪府・吉村知事が定例会見(2021年10月21日)」に対応しております。 【動画】「時短全面解除も同一テーブルは4人以内に」大阪府・吉村知事が定例会見(2021年10月21日) ◇ ◇
緑の基準を満たす状況に
司会:お待たせしました。それでは知事の定例会見を始めさせていただきます。一番最初は知事からの発表事項と、それに関する質疑ということにさせていただきます。よろしくお願いいたします。それでは最初に知事から説明がございます。お願いします。 吉村:先ほど大阪府の新型コロナウイルスの本部会議を開催いたしました。現在の大阪の感染状況ですが、先月9月1日の段階では最も感染者数が多い、陽性者数が多い、3000人を超えるという状況でしたが、その後この感染について大幅に減少傾向にあります。現状では1日の陽性者が2桁の日が多いと、そういう状況にもなってまいりました。この間の府民の皆さん、それから事業者の皆さんの感染対策、またそのご協力に感謝を申し上げます。ありがとうございます。 現実の今の状況ですけれども、「大阪モデル」、これは赤信号、そして黄色信号、緑の信号ということで、できるだけ分かりやすく今の大阪の感染状況、また医療の逼迫状況を伝えていこうということで基準がございます。この中で「大阪モデル」の緑の基準、これは去年の7月が最後だったわけですが、この緑の基準を満たすというような状況になってまいりました。感染自体は非常に減少して、医療の逼迫も解消されてきて、まさにこの緑の基準に達するという状況にあります。
25日以降、時短要請・酒の提供自粛要請を解除
現状ですけれども、これ「大阪モデル」、今、黄色信号ですが、解除基準というのを事前に作っておりまして、この基準によると1つは病床の使用率、全体の病床の使用率が7日間連続で20%未満になると。つまり20%未満を7日間連続でずっと減少傾向が続くということと、そして併せて、かつですが、重症病床の使用率、これも7日間連続で20%未満。この重症病床の20%の分母というのが「大阪モデル」の場合は全ての重症病床605床ではなくて、一般医療にはもう影響を及ぼさない程度の重症病床を分母とした上での基準ということで、今は320床に設定しておりますが、その320床ベースに考えても20%、10月14日に20%を切って以降、7日間連続で減少し、20日時点で12.5%となりました。これは感染者数が増えない限りは今後も減少する見込みの数字ということになります。 7日間の基準を満たしました。「大阪モデル」を黄色から緑に移す基準というのは、これは当然、指標を満たした上で、この指標に鑑みながら本部会議で最終決定するという基準、ルールになっています。先ほどの本部会議におきまして、もうこの7日間連続の基準を満たしましたので、この緑のランプを、緑の信号をつけるという判断をいたしました。その時期につきましては週明けの月曜日、25日に次の新たなステージ、緑のステージとして基準を点灯させます、緑の信号をつけます。 なぜ25日かということに関して言いますと、これは制限も解除いたしますので、その制限解除、特に飲食店等における、事前に僕のほうからも告知はしていましたが準備ということも当然必要になると思いますから、24日までは今の時短要請のご協力をお願いいたします。また協力金についても24日までということで制度設計をしてまいります。そして週明けの25日から新たなステージとして緑の信号に切り替えをいたします。25日以降、現在、飲食店等にお願いしております時短の要請、それからお酒の提供の自粛要請については解除をいたします。これは認証店、非認証店、いずれとも解除をいたします。 ただ、ウイルスがゼロになったわけではありません。今後も感染対策のお1人お1人の徹底はぜひお願いしたいと思います。その中で特に飲食の場における4ルールをぜひお願いしたいと思います。1つ目は、同一テーブル4人以下でお願いします。そして2つ目は、できるだけ2時間程度以内でお願いいたします。そして3つ目は、ゴールドステッカーの認証の店舗の推奨をいたしますので、できるだけそちらのご利用をお願いいたします。第4点はマスク会食の徹底、これをお願いしたいと思います。