大阪府・吉村知事が定例会見10月21日(全文2)年末年始が大きな波になる可能性が高い
可能性のある時期とは11月以降のことか
読売新聞:あと、先ほどもおっしゃられましたけども、対策本部会議の中でも次の波が来る可能性があるというのは知事、おっしゃっていたと思うんですけれども、知事が考えておられる可能性のある時期というのは、それは11月以降のことを指しておっしゃっているんでしょうか。 吉村:これは可能性ですから誰も予測できないし、専門家の予測もだいたい外れることが多いですからなんとも言えないですが、ただ、僕自身は12月の上旬、中旬ぐらいから大きく増え始めて、12月の下旬、年末年始が非常に大きな波になる可能性が高い、そう思っています。もうこれは経験上です。これまでの見事なまでに、去年起きた波の時期と今年起きた波の時期が一致をしています。もちろんデルタ株であったりアルファ株っていう変異株の状況によって波の高さとかそういった影響とかは違いますが、ただ、波が起きた時期については完全にほぼ一致してます。減少してる時期も一致してるんです。去年は、一番少なかったのはちょうどこの秋のころです。同じように秋のころで今、東京も2桁、大阪も2桁で非常に少ないという点も一致してます。 そう考えると、おそらくこれからここ1週間で急に寒くなってきましたし、ウイルスとしては活性化してくるんだと思いますから、まだこうやって解除、全国的にも東京・首都圏も、大阪・関西圏も解除になってくると人の動きは当然出るわけですから、そうなってくると感染リスクっていうのは普通に考えれば高まりますので、特にこの11月から徐々に増え始めて、そして12月に山ができてくる、波ができてくるのではないかと、そう推測をしています。もちろんそれより早く波が来るかも分かりませんし、分かりません。僕はおそらくまた時期は重なってくるんじゃないかと。たぶん今が底で、11月から増え始めるというふうに思ってます。そのときにできるだけ大きな波にしないということが重要だと思ってますし、大きな波になったとしても耐えられる医療提供体制、そしてその実務的なフロー、ここを今、一生懸命、大阪府で詰めてる。こういう状況です。 司会:ほかの方。そしたら、すいません、日日新聞さん。