宇都宮発セレクトショップ「ARKnets(アークネッツ)」が 旬のブランドとの別注・コラボができるワケとは?
出演していたスタッフなどがおすすめするアイテムが完売するなど動画にもかなりの反響があり、冨田さんも手ごたえを感じているそうだ。 「ディレクターの伊勢も、以前は表立ってメディアに出るタイプではなかったのですが、自分が紹介したアイテムが実際に売れていくのがうれしいみたいですよ」 現在の若年層は動画で情報を得るのが当たり前となっている。店頭とウェブ、SNSが連動した相乗効果が売り上げにも反映されている。最後に今後の展開を冨田さんに伺うとこう答えてくれた。
「『ARKnets』としては別注やコラボを強化しているので、今後もより増えていくと思います。またYouTubeチャンネルとの連動も増えていくはずです。また現在よりも出店エリアを拡大していきたいとも考えています。やはり最終的には都内に出店したいですからね。 それには別注やコラボの強化はもちろん、『BALLAST ARK(バラストアーク)』、『PORT BY ARK(ポートバイアーク)』、『WP(ダブリューピー)』といった『ARKnets』オリジナルブランドの充実も不可欠です。課題はいろいろありますが、みんなで力を合わせて盛り上げていきたいですね」 と冨田さんは笑う。 地方発のセレクトショップだからこそできる発信の仕方がある。それをうまく活用しながら勢力を拡大している「ARKnets」。今後の展開からも目は離せそうにない。