秋篠宮さま58歳に 佳子さま別居公表に遅れ「意見集約に時間かかった」(会見全文)
いろいろ意見集約に時間がかかった
そして、そのことを公表しなかった理由、これはつまり、仮に住んでいた場所の一部と、今住んでいる場所とを一体的に使うということであり、次女が別々に住んでいるというのを公表しなかったということでありましょうが、これはやはり当初しなかったのは、まず非常にどこに住んでいるかというのはプライベートなことになります。この家のどこに誰が住んでいるっていうことは、そもそも元々公表していないことですね。そしてもう一つは、やはりセキュリティ上のこともありますので、そういうことから公表しなかったわけです。 しかしその後、例えばここの、当初ここの今、皆さんとお話をしているこの赤坂東邸を秋篠宮邸の一部にする、一体化させるっていう話などもありましたけれども、そういうのは結局、今の共用殿邸としての形を残すべきだろうということからそういう話がなくなったことなどもあわせて、やはり当初からの大きな変更というふうに考えたことから、6月でしたかね、公表ということになったわけです。大体それで今のご質問に答えてますでしょうか? 幹事社:発表するまでの経緯やタイミングについては……。 秋篠宮殿下:そうですね、発表するまでの経緯、まあ経緯というか特にそのタイミングですね、これについては冒頭にお話ししたように、この改修工事が私たちの住まいと、もう一つは皇嗣職というお役所の一部署と両方のことを合わせて発表しないといけないというようなことから、いろいろ意見集約に時間がかかった。本来であれば、年度末に出せばよかったと思いますけども、いろんな意味で、ことから時間がかかったということがありました。
タイミングが遅くなったのは反省点
そして、それとともにやはりですね、これは最終的にこういうことを公表するという段階でそれを良しとするのは、言ってみれば私ですから、私自身がそのことについてかなりグズグズしていたということがあります。つまり引き伸ばしてしまったということがあって、これは非常にタイミングとして遅くなったなというのが反省点です、といったところでしょうか? 幹事社:タイミングに関連するのですけれども、グズグズっていうところはどういった、その……。 秋篠宮殿下:なかなか、そうですね、どういったというか先延ばしにしてしまったというところですね。もっとやはりそこにきちんと関わって、タイムリーに出すという必要があったなというふうに思っています。 幹事社:この発表の経緯やそのタイミングに関しては、国民の間でも様々な意見がございますが、国民の理解を得るためにはどのような対応が必要だとお考えでしょうか。 秋篠宮殿下:そうですね、こういうことは理解を得るというのは本来は、そういう何かをことをする前に理解を得られるかどうかということなのだと思います。従ってなかなかその1回出たことに対して理解を得るということは、なかなか私自身は難しいことだと思いますけれども、先ほど冒頭でお話ししたような、こういう事情があるのだということをまずは伝えておくことが必要かなというふうに思いました。よろしいでしょうか。