激化するナ・リーグのMVP論争…ドジャース専門メディアは「リンドーアが大谷翔平に勝つのはあり得ない」「どちらを選ぶかは明白だ」
レギュラーシーズンが佳境を迎え、大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)、フランシスコ・リンドーア(ニューヨーク・メッツ)のナ・リーグMVP論争が激しさを増している。 【動画】大谷翔平の完璧なスタートとベッツのタイムリーヒットをチェック! 現地9月9日、ドジャース専門メディア『Dodgers Way』のカトリーナ・ステビンズ記者は、「リンドーアがオオタニよりMVPに相応しいと言うメッツファンの異常さ」と題した記事を掲載。「リンドーアがMVP投票で好成績を収めるのは間違いない」としながらも、「オオタニに勝つことはあり得ない」と主張した。 記事内では、「オオタニが50-50シーズンに近づき、真のフロントランナーであり続けている」と前置きした上で、「彼のMVP論には、歴史的なバイアスが働いている。DH専門がMVPに輝いたことはないのだ」と指摘。しかし、この壁を打ち破りそうな大谷のハイパフォーマンスには、同記者も驚きを隠せないようで、次のように印象を綴っている。 「もはや未知の領域だ。アルフォンソ・ソリアーノ(ワシントン・ナショナルズなど)が46本塁打&41盗塁、ロナルド・アクーニャJr.(アトランタ・ブレーブス)が41本塁打&73盗塁で40-40クラブ入りしたが、オオタニのような両カテゴリーでトップに立っている選手はいない。もし47-47を達成すれば、彼の独壇場だろう」 また、それぞれの総合指標WARに関しては、「リンドーアのfWARが7.2、オオタニのそれが6.8。オオタニのbWARが7.2、リンドーアのそれが6.3だ。専門家の間でも意見が分かれている」と記述。「リンドーアがオオタニより上の攻撃力カテゴリーは、二塁打と得点圏打率の2つくらいだ」と続け、「どちらを選ぶかは明白」と“大谷支持”を強調していた。 はたして誰が今季のナ・リーグMVPを獲得するのだろうか。レギュラーシーズンは残り18試合。今後も彼らの戦いぶりから目が離せない。 構成●THE DIGEST編集部
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