ヤンキースに「MVPカルテット」誕生 ドジャース上回る 通算362本塁打のゴールドシュミット獲得
ヤンキースがカージナルスからFAとなっていた通算362本塁打のP・ゴールドシュミット内野手と1年1250万ドル(約19億7000万円)で合意したと21日(日本時間22日)、MLB公式サイトなど複数の米メディアが報じた。 37歳の右の強打者は22年に打率3割1分7厘、35本塁打、115打点でMVPを受賞。11年にDバックスでメジャーデビューを果たし、19年からカージナルスに移籍。通算1928試合で打率2割8分9厘、362本塁打、1187打点、ゴールドグラブ賞にも4度輝くなどメジャー屈指の一塁手だ。ヤ軍はリゾが今オフFAとなり、来季の新一塁手を求めていた。 来季のヤンキース打線は今季MVPのジャッジを軸に、スタントン、ゴールドシュミット、カブスから加入のベリンジャーと「MVPカルテット」を形成。ドジャースの大谷、ベッツ、フリーマンの「MVPトリオ」を上回る強力な布陣となりそうだ。今オフはソト(メッツにFAの移籍)争奪戦に敗れる格好となったが、ブレーブスから左投手で史上最大額となる8年総額2億1800万ドル(約331億円)でフリードを獲得するなど、2009年以来の世界一に向けて戦力を整備。今季ド軍にワールドシリーズで完敗した悔しさを晴らそうとしている。
報知新聞社