浮いた1188億円…ヤ軍止まらぬ大補強 37歳元MVPと1年契約、ド軍超え“カルテット”結成
ヤンキースがカージナルスからFAとなったゴールドシュミットを獲得
カージナルスからFAとなっていたポール・ゴールドシュミット内野手がヤンキースと1年1250万ドル(約19億5400万円)で契約に合意したと21日(日本時間22日)、米複数メディアが報じた。 【写真】10年1020億円契約でも「誰も彼だと気づかない」 大谷翔平、ラフな姿で束の間のオフ満喫 37歳のゴールドシュミットはダイヤモンドバックス時代の2013年に36本塁打125打点で2冠に輝くと、2022年に打率.317、35本塁打115打点、OPS.982をマークし、リーグMVPに輝いた。 今季は打率.245、22本塁打65打点、OPS.716と低迷し、オフにフリーエージェントとなったが、通算2056安打、362本塁打を誇る強打者だ。MLB公式サイトのマーク・フェインサンド記者によると出来高はないという。 今オフのヤンキースはFAとなったフアン・ソト外野手の壮絶な争奪戦に参加。16年7億6000万ドル(約1188億円)を提示したが、500万ドル(約7億8000万円)の差でメッツに負けていた。 そこからの大型補強が止まらない。ブレーブスからFAとなったマックス・フリード投手を左腕史上最高額となる8年総額2億1800万ドル(約341億円)で獲得すると、2019年のナ・リーグMVP、コーディ・ベリンジャー外野手をトレードで獲得している。 これでアーロン・ジャッジ、ジャンカルロ・スタントンも合わせて“MVPカルテット”を結成。ドジャースのトリオを上回る打線になりそうだ。ワールドシリーズで世界一を逃し、“悪の帝国”が復活しつつある。
Full-Count編集部