近畿・東海・中国地方が梅雨明け 平年より1日遅く
気象庁は20日、近畿・東海・中国(山口県を除く)地方が同日ごろに梅雨明けしたと見られると発表した。平年より1日遅かった。
同庁は今年、5月29日に近畿地方の梅雨入りを発表した。これは平年よりも8日早く、昨年よりも16日早かった。 大阪の5月29日から7月19日までの降水量の合計は404.5ミリで、平年値の331.1より73.4ミリ多かった。梅雨明けについては、昨年よりも3日早かった。
大阪管区気象台によると、近畿地方は向こう一週間も引き続き太平洋高気圧に覆われて晴れる日が多い見込みという。 20日正午現在の大阪の気温は30.3度。大阪市北区にあるJR大阪駅周辺の交差点では、強い日差しを浴びながら歩く人々の姿が見られたほか、同駅北側にある人工の水辺では水遊びを楽しむ子どもの姿もあった。 (取材・文:具志堅浩二)