安倍元首相銃撃から1年 奈良の現場で事件発生時刻に黙とう 不審な男性が警察に連れ出され現場は一時騒然
昨年、奈良市内で演説していた安倍晋三元首相が銃撃され殺害された事件から、8日で1年を迎えた。その現場となった大和西大寺駅前には献花台が設置され、朝から多くの人が花を手向けていた。また、現場では事件発生時刻に黙とうが捧げられたが、不審な男性が奈良県警の警察官に連れ出される場面もあり一時騒然とした。 【動画】安倍元首相銃撃から1年 奈良の現場で事件発生時刻に黙とう 男性が警察に連れ出される場面も
安倍元総理は昨年7月8日午前11時半ごろ、奈良市の近鉄大和西大寺駅前の路上で参院選の街頭演説中銃撃され、搬送先の病院で死亡が確認された。
現場では同日午前9時ごろに自民党奈良県連所属の国会議員らの有志が献花台を設置した。朝から多くの市民らが訪れ、献花台に花束が次々と手向け、手を合わせ、時には涙を流す人の姿もみられた。
奈良市内は朝から曇り空となっていたが、同日午前11時をすぎると晴れ間もみえてきた。事件発生時刻の同日午前11時半ごろには、現場を訪れていた多くの人たちが黙とうを捧げていた。
しかし、同時刻に現場付近の路上で不審な男性が警察に連れ出される場面もあり、現場は一時騒然とした。