「本当に人に恵まれたサッカー人生でした」湘南がGK富居大樹の現役引退を発表
湘南ベルマーレは7日、GK富居大樹(35)の現役引退を発表した。 富居は浦和レッズのジュニアユースから武南高校、東京国際大学へと進学。ザスパクサツ群馬(現ザスパ群馬)でプロキャリアをスタートさせると、モンテディオ山形を経て2018年から湘南に加入した。 湘南では主に控えGKとしての役割を担っていたが、昨年7月に水戸ホーリーホックへ期限付き移籍。水戸でも出場機会は限られJ2リーグ3試合の出場にとどまると、3日に期限付き移籍期間満了が発表されていた。 12シーズンにわたるプロキャリアの通算成績は、J1リーグ28試合出場、J2リーグ69試合出場、YBCルヴァンカップ25試合出場、天皇杯12試合出場となった富居。クラブを通じてクラブや関係者への感謝の想いを綴っている。 「今シーズンをもってプロサッカー選手を引退することに決めました。特にこれといった長所があるわけでもない自分が12年間プロとしてサッカーができたのも、素晴らしい指導者や、チームを裏で支えてくれているフロントスタッフ、ファン、サポーターの存在があったからです。本当に人に恵まれたサッカー人生でした」 「ザスパクサツ群馬、モンテディオ山形、湘南ベルマーレ、水戸ホーリーホック。どのチームも大好きです。その中でも一番長く在籍させていただいた湘南ベルマーレには、僕が在籍してから嬉しいこと、辛いこと、たくさんのことをファン、サポーターの方々と共有し乗り越えてきました」 「僕の心の中には常に、湘南ベルマーレのためにという気持ちがありました。共に成長できたこと、本当に感謝しています。そして、幼少期からここまでサポートしてくれた僕の両親、兄、妹。プロになってから出会い10年間支えてくれた妻。2人の子どもたち。妻の両親。本当に感謝しています。ありがとう!幸せなサッカー人生でした。富居大樹」
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