国の全数把握見直し方針「HER-SYS管理から外れた人の扱いは?」大阪・吉村知事会見8月24日(全文2)
大阪府の吉村洋文知事は24日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「大阪・吉村知事「感染急拡大期ではないが非常に高い水準」 定例会見(2022年8月24日)」に対応しております。 【動画】大阪・吉村知事「感染急拡大期ではないが非常に高い水準」 定例会見(2022年8月24日) ◇ ◇
魔法瓶の仕組みを使って高い断熱効果を
吉村:そして3つ目ですけども、ステンレス密着長寿命不燃真空断熱パネルとありますけど、これは何かっていうと、要は、これは魔法瓶の仕組みを使った、簡単に言えば魔法瓶の仕組みを使った技術になるんですけれども、いわゆるビルとかコンテナとかを魔法瓶のように密封して、そして断熱効果を高めて、極めて高い断熱効果を保とうというものです。ステンレスですから非常に不燃性も高いので、火事に対しても強い、火災に対しても強いというものになります。そもそもやはり断熱効果が低い建物とかビルっていうのは、どうしても冷房をがんがん効かせたり、あるいは冷凍についてもがんがん使わないと、その機能を維持できない。でもそれは少量のクーラーであったり少量の冷凍機能で、それが長時間維持できれば、そもそもあまり使わなくても同じ機能を確保できるということになります。 ですので、じゃあそれをどうするのということですけども、この魔法瓶の技術を使ってステンレス密封をしていくということになります。そうすることによって真空断熱パネルと、ステンレスを使った真空断熱パネルを使うと。で、コンテナの高断熱化。そしてそうすることによって冷蔵運送が大幅な省エネになります。そのもの自体が大幅な省エネになります。なので、省エネっつったらエネルギーをどう生み出すかとか、どうやって削減するかとか、いろいろありますけども、そもそも効率を高めていくというのはこれから非常に重要な視点になってくると思います。
水素エネルギー関連の技術開発も補助
なので、ZEHとかいろんなものがあるんですけど、ZEBとかいろいろありますけれども、断熱効果を高めて、機能は維持しながら少ない電力で維持をしようと、CO2削減を、そのものを減らしていこうということになります。なので、ビルなんかでもこういったことが使えるだろうというので、この分野について採択をいたしました。これも非常に有用な技術であります。 それ以外につきましても、合計8つ事業を採択しています。まずこの1つ目は先ほど申し上げた水素を作り出すという技術になります。グリーン水素を作り出す。2つ目ですけれども、これは小型の水素の急速充填の技術です。非常に、温度制御をしながら複数の水素、小型水素ボンベ、小型水素容器を急速に充填していくという技術です。どういうところで使うのというと、例えば水素燃料のドローンなんかで使えるというような技術です。非常にここも低コストでやっていくというようなことになります。従来の4分の1の時間で急速充填ができるということになります。その次の、この水上バスのは先ほども説明したとおりです。 そして4つ目ですけれども、リニューアブルディーゼルを使った運送ですけれども、これは廃油等から製造した、軽油とほぼ同じ性能を有するリニューアブルディーゼルがありますけども、そのリニューアブルディーゼルというのは、現状では、いわゆる建機、大型重機・建機、車両メーカーでは保証の対象にはなってませんが、これは実際にこのリニューアブルディーゼルを使っても、このディーゼルとほぼ同じ効果が得られるんではないかと、その実証実験です。その効果が得られるんであればリニューアブルディーゼルを積極的に使うことで、いわゆる廃油等から製造したディーゼルを積極的に使うことで、これはCO2の排出削減が可能になるという仕組みです。こういったこともしていきます。 それから大気中のCO2、5番目ですけども、これは大気中のCO2を吸収する吸収剤をうまく活用するというものです。例えばですけど、カーボンニュートラル自販機のように、今、想定してるのはそれなんですけども、自販機で物を冷やすのに電気を使いますけれども、その使った電気と同じ分のCO2を、その自販機がこの材料を使うことで吸収をすると。冷えた当然ジュースとか飲み物が出てくるわけですけど、そこで出るCO2と同じだけのCO2を回収する自販機、カーボンニュートラル自販機をつくれないかというようなアイデアになって、その技術です。それも進めていきます。