補正予算を編成「燃料費高騰対応がメイン」大阪・吉村知事会見8月24日(全文1)
大阪府の吉村洋文知事は24日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「大阪・吉村知事「感染急拡大期ではないが非常に高い水準」 定例会見(2022年8月24日)」に対応しております。 【動画】大阪・吉村知事「感染急拡大期ではないが非常に高い水準」 定例会見(2022年8月24日) ◇ ◇
陽性率もほぼ横ばいの状態が続く
司会:ただ今から知事記者会見を始めさせていただきます。よろしくお願いいたします。初めに知事よりご説明がございます。知事、よろしくお願いいたします。 吉村:まず現在の新型コロナウイルスに関する状況についてのご報告です。7日間の新規陽性者数ですけれども、お盆のときに少し減るという傾向がありましたが、お盆明け、また前々週と同じぐらいの水準になってるという状況です。お盆の時期に検査数が少なかった分、医療機関等が少なかった分でおそらくここが減少したところがあると思いますが、その後、昨年もそうでしたけど、お盆明けにぐっと増えるというのがありました。そういった影響があるというふうに思っています。また、お盆に人が大きく動きますので、その影響もあり得ると思っています。ただ、右肩上がりの状況になってる状態ではないというのが今の現状だというふうに思っています。 陽性率につきましても、ほぼ横ばいの状態が続いています。それから無料検査場ですけれども、いわゆるこれは症状のない無料検査場の陽性率ですけども、8月の1日から7日、8月の第1週は10.2%でしたが、その次の週は8.9%と、陽性率そのものが無料検査場では少し下がっているという状況です。
一番多いのは高齢者施設関連のクラスター
自費検査のところも1%ほど。陽性率そのものが少し下がっているという状況です。新規陽性者数について、年代別ですけれども、お盆の時期全体が減りましたので、ここ、ぐっと下がってますが、それ以外についても、ほぼ横ばいの状態、お盆明けてから少し増えて横ばいの状態になってるという現状です。 クラスターです。高齢者施設の関連のクラスターですけれども、やはり一番多いのは高齢者施設関連のクラスターです。これについてですが、この直近1週間は、8月11から17日の直近1週間につきましては、その前週である8月4日から10日までと比べて減少してるという状況です。高齢者施設そのものはお盆で休みになるわけではありませんので、あまりお盆の影響を受けてるとは思いませんが、その中でもこの1週間、その中でこの1週間見ると、クラスター施設数については8月4日から10日までが253、そして直近では169と施設数自体は減っています。また、陽性者数についても3400から1700人ということで、この直近1週間を見ますと高齢者施設関連のクラスター、陽性者数、共に減少しているという状況です。 これ、月単位で見た高齢者施設関連のクラスターですけれども、やはり2月、3月の第6波のときよりも8月は大きく増えてるという状況です。クラスターの陽性者数も大きく増えていると。全体として陽性者数も増えてますので、ここが増えてるという状況です。ただ、中身をより分析しますと、2月、3月のころ、これは医療関係もそうですけども、施設当たりの陽性者数について、例えば医療関連機関であれば2月は1施設当たり29人、3月は27人、30人近い陽性者数でしたけども、8月については17人と。また、高齢者施設に関しては17人から18人、1施設当たりの陽性者数でしたが、第7では13人ということで、施設当たりの陽性者数については減少していると、第6波よりは少ないという現状にあります。ただ、やはり感染規模も大きいということもあって、8月についての高齢者施設のクラスターは多く発生しているという現状です。また、それに応じてですけれども、ただ、この1週間単位で見ると減少してるというのが今の高齢者施設の状況だというふうに思っています。 病床使用率です。重症病床使用率については15.6%、そして、いわゆるコロナは重くないんだけれども他の病気で重症になってるという方も合わせると27.8%です。重症化率はそこまで高くないという現状にありますが、中等症については逼迫をしています。73.9%という状況です。