【バレー】ジェイテクト・村山豪「結果としては満足できるシーズンではなかったので、この悔しさをバネに来シーズンも頑張っていきたい」V1男子会見
3月16日に大浜だいしんアリーナ(堺市立大浜体育館)(愛知県)で行われたバレーボールDIVISION1 MEN、日鉄堺BZvsジェイテクト戦後のジェイテクトのインタビューをお届けする。
藤中優斗、村山豪、ウルナウトティネ選手(ジェイテクト)
■ジェイテクトSTINGS ●藤中優斗選手(アウトサイドヒッター) こちら側のミスが多かったことと、相手の(シャロンバーノン)エバンズ選手を止めきれなかったことが敗因かなと思います。 明日はミスを減らして選手に対応できるようにやっていければなと思います。 ●村山豪選手(ミドルブロッカー) 結果ストレートで負けてはしまいましたが、こちらも得るものもたくさんありました。 相手から凄く学ばせてもらうこともあったので負けはしましたけど、もう一回気持ちを切り替えて最後勝って終わりたいなと思います。 ●ウルナウトティネ選手(アウトサイドヒッター) 第1セットは相手にプレーに関しては上回られました。 第2セット以降、特に2セットの序盤はいいスタートを切ることはできていて2点差でリードしましたが、そのセットを取り切ることはできなかったです。 もちろん、相手はカウンターアタックでエバンズに結構頼っていて、エバンズを止めることはできなかったのが敗因だったと思います。 ――藤中選手に。連続ミスが多かったように見えたがどのあたりが要因か? 藤中:まず、スパイクはトス(セット)とか関係なしに、僕で言うとスパイクの選択ミスや、賢く打っていなかったことでミスが多くなったかなと思います。 サーブで言うとタイムアウト明けにミスがあったことが良くなかったかなと思います。 ――村山選手に。コメントであった学べたところについて。 村山:向こうのブロックディフェンスはウチに比べて凄くできていると思います。 そのブロックディフェンスからのトランジションの決定率がエバンズ選手や、向アウトサイドの選手が取れていたので、凄く学べた部分かなと思います。 ――今シーズンは前半あまり出られなかったが村山選手にとってどのようなシーズンになったか? 村山:最初は怪我で出られていなかったですが、途中から試合に出させてもらえる機会を貰って、そこで徐々に自分自身も上げていけたと思います。 結果としては満足できるシーズンではなかったので、これから先はこの悔しさをバネにまた来シーズンも頑張っていきたいなと思います。 ――ウルナウト選手に。今シーズンは成績が上がらなく(12チーム中8位でファイナル6に進めず)波が結構激しかったと思うが、どのようにシーズンを振り返るか? ウルナウト:昨シーズンに比べてメンバーも大きく変わったのと、あとは今迄試合をあまり経験してなかった選手がスタートから出ることになったのでとても今シーズンは苦戦しました。 今シーズンを通してはメンバーだけではなく、システムも変えてきた(普段アウトサイトヒッターだったウルナウト選手をオポジットで起用する試合もあった)ので、皆それぞれその自分たちの役割を果たしてくれたと思います。 けれども、安定したバレーボールを展開することができませんでした。 特に(11月18日の)ヴォレアス戦、奈良で(1月8、9日の)堺ブレイザーズと対戦し(敗戦したことが)上位6チームに入れなかった理由だったのではないかと思います。 本当に今シーズの浮き沈みの激しいシーズンとなりました ――シーズン途中から加入した高橋慶帆選手の成長について。 ウルナウト:凄くいい選手であり、向上心もあるので、まだまだこれから成長していく選手だと思っています。 大学生ということも考えたら、本当に良いプレーを見せていると思いますし、これからもパフォーマンスは上がるのではないかと思っています。 ――藤中選手に。明日(3月17日)のシーズン最終戦に向けて。 藤中:明日で全てが終わるんですけど、先(ファイナル6)に進めなかった悔しさや、このメンバーでやるのは最後なので、そういった思いを明日ぶつけて、どんな相手がどう来るかとか関係なく自分たちの今出せる一番いいプレーをして勝ちたいと思います。
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