【バレー】VC長野・中野竜「競っているときの集中力、点の取り方が他のチームに劣っている」V1男子会見
3月10日に岡崎中央総合公園総合体育館(愛知県)で行われたバレーボールDIVISION1 MEN、ジェイテクトvsVC長野戦後のVC長野のインタビューをお届けする。
備一真、中野竜選手(VC長野)
■VC長野トライデンツ ●備一真選手(リベロ) 今日だけに関わらず2日間通してやってみましたがブレイクは取れるなという手応えはミーティング通りブロックディフェンスの連携のところで僕たち自身もやりながら感じました。 やっぱり試合の中で極端にサイドアウトの場面でいきなり取れなくなるっていうそういうケースが多かったです。 そこから連続失点や、ズルズル自分たちからミスを吐き出す展開が多かったなと感じました。 ●中野竜選手(アウトサイドヒッター) 2日間通して今日も昨日と同じような試合展開になってしまいました。 昨日も今日もブレイクは備さんが言った通りに取れました。 やはり課題としていたサイドアウトでサーブレシーブが返っても切れないという点がジェイテクトさんとの差かな思います。 それをまた次の試合に行かせるようにやっていきたいなと思います。 ――中野選手に。V1で2シーズン目(V2埼玉アザレアから移籍)昨シーズンより成績が上がっているがV1のレベルに揉まれて自身で向上した点は? 中野:1年目も2年目も同じような感じで起用はされていますが、今シーズンは昨シーズンより少し早めに出場ができました。試合に出続けるというのが凄い自分のためになっています。 練習からもっと自分が監督に信頼されれば、もっと出られる機会は多かったはずです。 試合に関して出れば出るだけ自分に自信がついてきたので、いい方向には行っているかなと思います。 ――レセプション(サーブレシーブ)については課題を持っている感じか? 中野:今一番自分の欠点なのがサーブレシーブです。 ディグ面とかは自信があるとは言えないですがサーブレシーブのところが一番サイドである以上絶対なので、そこがもっと良ければもっと試合でもいい活躍ができるかなと思っています。 ――備選手に。シーズンを通してブレイクで得点できているということはディフェンスが悪くない状況が続いていると思うが、守備面についてどのように見ているか? 備:先ほど中野選手も言ったように、やっぱり彼もすごくオフェンシブの選手なので、攻撃という面に関してはすごく高い能力持っています。 その中でブロックディフェンスが上がった時に点数を取れるっていう機会も今シーズンは昨シーズンに比べて増えてきていると思います。 いい意味でブロッカーがレシーバーを信頼してコースを開けるではないですが、割り切りが凄くできるのが今シーズンかなと思います。 ――2人に。シーズン通して一方的にやられることは多くなく各セット接戦で取れないことが多いように見えるが今シーズンを振り返ってみて。 備:2試合残っていますけど、今シーズン特に自分たちで自分たちのスイッチを入れるというところが凄く力不足だなっていうことは感じています。 僕もそうですけど相手に大量リードされてからやばいという焦りから自分たちでスイッチを入れるというゲーム展開が多いです。 そこは先週のミーティングでも出ていますし、スタッフミーティングでもスイッチの入れ方と欲しい点の取り方は話し合いの中でていて考えながらやっていますが、うまく体現できてないと今シーズン感じています。 中野:自分はシーズン序盤に出場していませんでしたが、備選手が言った通りスイッチのところもありますし、今日はリードされているときの追い上げですが、競っているときに集中力、点の取り方が他のチームに劣っていると思います。 そこが取れていれば取れるセットがあったと感じました。 ――来週でシーズンが終わりますけど、どのような形でシーズンを終わりたいと思っているか? 備:来週に試合残っていますし、勝ちで終わりたいという気持ちもあります。 なかなか今シーズン結果が出ない中で、選手一人一人も苦しい思いしてきましたしその中でこのメンバーで戦うのは最後だと思うので、そういった一人一人の役割というところをもう一回重要視しながら、いい形で1週間準備して臨みたいなと思います。 中野:今期こうやって出させてもらっている以上勝利で2試合は終わりたいです。 チームの皆と東レ戦に目指して来週頑張っていき、リーグ終わった後、次に繋がるようないい結果で終わりたいなと思います。