共産党・志位委員長が会見4月18日(全文1)北朝鮮問題、6カ国の政府に要請文
共産党の志位和夫委員長が18日午後0時半をめどに、東京の外国特派員協会で記者会見した。 志位氏は、森友学園や加計学園をめぐる問題や自衛隊日報問題などで安倍政権を批判している。また北朝鮮の非核化をめぐっては対話路線を主張している。来年の参議院選では、野党間の連携も焦点になる。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「【中継録画】共産党・志位和夫委員長が外国特派員協会で会見 」に対応しております。
北朝鮮問題に対する、日本共産党の立場と行動について
志位:こういう機会を与えていただいたことに感謝いたします。日本共産党の志位和夫でございます。北朝鮮問題に対する、日本共産党の立場と行動について、今日はお話をさせていただきます。4月6日、日本共産党は北朝鮮問題の解決に向け、関係6カ国、米国、韓国、中国、北朝鮮、日本、ロシアに当てた要請文を発表し、関係国に伝達するとともに、在日大使らとの懇談を重ねてまいりました。日本共産党は北朝鮮の核兵器ミサイル開発に断固反対する立場を取ってきました。同時に破滅をもたらす戦争だけは絶対に引き起こしてはならないと訴えてまいりました。 この立場から、問題の解決のためには経済制裁の強化と一体に、対話による平和的解決を図ることが唯一の道だと主張してきました。節々で、党の声明や談話を発表し、関係各国および日本政府に働き掛けてきました。世界は私たちが求め続けてきた方向に劇的に動きつつあります。4月27日には南北首脳会談が行われます。その後、初の米朝首脳会談も行われる予定です。 今日、日米首脳会談、冒頭での米トランプ大統領の発言に私は大変注目しております。彼はこう言っています。韓国が北朝鮮と会談し、戦争終結ができるかどうかを議題とする。人々は朝鮮戦争が終わっていないことを理解していない。現在も進行中だ。彼らは戦争終結について議論中だ。こうした交渉について私は支持している、と。南北首脳会談が非核化を議題にするだけでなく、戦争終結を議題にする。そしてトランプ大統領はそれを支持していると言明したことは、大変重要な言明だと注目しております。対話による平和的解決の歴史的チャンスが生まれていると考えます。