【鮎ドハマり女子】今年の山梨県道志川は、良型のイケメン・美女揃い
国道413号線「道志みち」。相模原市から富士山へと続く、このワインディングロードの新緑の〝緑〟がとにかく美しかった。全国的に続々と鮎が解禁された河川が増える中、6月16日、いよいよ山梨県道志川もその時を迎えた。夏日、青空予報とは裏腹に雨残る道志の山々には霧がかかり、肌寒いスタートとなった。さてさて、今シーズンはどんな出会いがあるのだろうか? 【写真】「モバイル鮎バッグ」で鮎を観察
今シーズンの道志鮎はグットコンディションの良型!?
前日の雨予報が長引き、小雨降る解禁日のスタートとなった。まずは、遊漁券とオトリを購入するために、釣りでもキャンプでもいつもお世話になっている「椿キャンプ場」を目指した。到着したのは4時30分。すでにキャンプ場の駐車場は解禁を待ち侘びる鮎釣り師で賑わっていた。前日の30度超えの気温が嘘のような寒さ。これが道志の朝である。 久しぶりにお会いするおじちゃんは、元気そうで何よりだ!「今年の道志鮎はどうですか?」と尋ねると「ここ数年は鮎が小さい解禁日になる事が多かったが今年は違うぞ!」とのこと。何故なら…鮎の放流をおこなった際に川の状態が非常に良く、良い垢が付いていたそうだ。その影響か今年は成長が早く、良型の鮎が多いという。試し釣りでも19~20cmの鮎がいたとのこと。これは楽しみ!道志鮎たちの、あの針をひったくるような強い当たりを味わえそうだ。 準備を整え、そのままお気に入りのキャンプ場前で竿を出そうと思っていたが、狭いポイントなのですでに満員御礼状態であった。そこで数年ぶりに「道の駅どうし」前のポイントに向かってみることにした。 道志川は駐車スペースが少ないことと、川幅が狭く竿を出せないポイントが多い。道の駅に向かう道中、所々駐車できるポイントにはギュッと人が密集しているのが見受けられた。果たして、混雑必至の道の駅ポイントには入る場所が残っているだろうか…?
釣り人の少なさに不安を感じるも、毎年会う道志川の鮎釣り師を発見!
いつもは車にバイクに満車状態の道の駅も早朝であること、さらに雨も重なってガラガラ状態!「釣り人の車も少ないな~」と思い、川を見に行くと解禁日とは思えぬ釣り人の少なさであった。見える範囲で釣り人は5人のみ。ん?これはどういうことなのか?雨のせい?寒さのせい?混んでいるポイントもあったのに…。もしかすると、この道の駅周辺は釣れないのかな~?と一抹の不安を感じたのであった。 川へ向かうと遠くで手を振る人が…おお、毎年道志川でお会いするおじさまだ!「めちゃくちゃ空いてますね~」と尋ねる私はさぞかし不安そうな顔をしていたのだろう。「大丈夫だ!人は少ないが良いアユが釣れるぞ!」という嬉しい一言を投げかけてくれた。確かに、目視できる範囲の釣り人の竿は交互に曲がっている。 オススメのポイントを教えてもらい、私は上流へ、相方は大きく下流へと向かうことにした。