【鮎ドハマり女子】今年の山梨県道志川は、良型のイケメン・美女揃い
良型の鮎が釣れるはずが!?
私は道の駅前の橋を越え上流へ。釣り人は遠くに1人のみ。ポイントは選び放題だ!透明度の高い清流だが、ここの鮎は川の色に同化してしまい見づらいのである。なのでしっかり石色を見て行こうと、しばらく上流へ歩いていると中型のゴロゴロとした石が詰まった少し深さのあるポイントに辿り着いた。実に石色が良い!ヨシ!ここで竿を出そう! オトリを足元から送り出し、立て竿で泳がせ流れの際に入った瞬間!「キラリーン!」鮎が煌めき、さっそく掛かる。「お~キタキタ!」。しかしタモに収まったのは12cm程のちび鮎ちゃん…。あら?良型の鮎はいづこに…?
狙った薄色の石周りで目印ぶっ飛び!
12cmの小型鮎からのスタートとなったが、このチビ鮎が実にいい泳ぎをしてくれる!少し大きめの石周りを狙ってフワフワと泳がせていると、突然の「ギュイーン!」。目印がぶっ飛び「キターーー!お!重い!」上がってきた2匹目の鮎は18cm程の良型。背中が尖りシュッとしたスタイルの美しい追星を持つ鮎だった。 釣りを開始してから鮎の姿や跳ねを見ていないが、オトリを入れれば気配ムンムン。そして、ここから3連チャン!目印の飛び方も気持ち良い!終始入れ掛かり、というわけではないが、連チャン、休憩、連チャンのペースで最初の1時間は時速13匹の釣果となった。オトリを送り込んだ後、着水と同時に鮎が飛び付いてくることも多く、活性の高さを感じる。 そして、しばらく釣っているとわかったことがあった。それは石の色による釣れ方の違いだ。川には濃い茶色の石と薄い色の石が点在しているのだが、薄い色の石脇や頭で良型の背掛かり率が高かった。濃い色の石周辺でも掛かるが、掛かりどころが悪かったり、小型の鮎がヒットすることが多かった。今回、掛かりが悪かったケースは口掛かりが多く、ハリスの調整をしなかったのは反省点。 そして、もう一つ道志川の水温は低い!ということ。しかし、鮎たちは常に低い水温に慣れているのか、早朝でも活性は高かった。朝だから掛からないということはなく、陽が出て暖かくなってもペースに変化はなかった。ポイントをズラして、良い感じの浅いじゃら瀬に竿を出してみたが、どうも釣れるペースが悪い。どうやら今日は少し深さのある場所で、薄色の石を狙うのが正解のようだ。 それにしても同じポイントで何度でも掛かる鮎!追いの良い鮎を抜いても、またすぐに次の鮎が縄張りを持つ。釣り返しの無限ループ。すっかり私はこのポイントに取り憑かれ、地蔵と化していた(笑)。