高い質感のシンプル×スタイリッシュな3針モデル【ボール ウォッチの“ロードマスター”最新作】
堅牢かつ高い信頼性のプラクティカルな機械式時計を展開する時計ブランド“ボール ウォッチ”は、ブレスレット一体型デザインの“ロードマスター”シリーズ最新作となる3針ベーシックモデル“M パーシビア”をリリース。2024年11月より全国の正規販売店での販売を開始した。 【画像】価格以上の高い質感!2色展開の文字盤とその発光時を見比べる
近年の時計業界で確固たる地位を確立したロードマスターシリーズの“ブレスレット一体型デザイン”を継承する本作は、シックでエレガントな仕上げが施されたラグレスのケースと、そこに接続されるベルトの両方に、スーパーステンレススチールとも呼ばれる“904L ステンレススチール”を採用。 一部のトップブランドだけが用いる904Lステンレススチールは、耐食性の高いオーステナイト系ステンレスと高硬度なフェライト系ステンレスの性質を併せもち、さらに、酸や塩化物の影響も受けにくい、金属アレルギーを引き起こしにくいなどの特性を持つ最高品質マテリアルだ。極めて硬質なため成形加工に特殊な技術が必要となる課題があり、同素材の採用は技術力の高さが必要だが、2019年から導入しているボール ウォッチは、高い練度による優れた加工技術を発揮している。 直線的なフォルムのため、パッと見はシンプルな構造に見えるベルトも、フィット感と長時間の着用でも快適さを保つためコンパクトなH型形とされたコマは、表面にサテン仕上げ、側面とエッジにポリッシュ仕上げを実施。加えて、前後コマのサイズをわずかに変えたテーパードシルエットとするなど、手間とコストをかけた仕様だ。
最大80時間の駆動を誇る自社製造ムーヴメント“BALLキャリバー RRM7309-C”は、スイスウオッチの精度を保証する“スイス C.O.S.C.認定クロノメーター検定(日差-4秒~+6秒以内)”をクリアした後、より厳格なブランド独自の精度検査“BALL オフィシャルスタンダード(日差-2秒~+4秒以内)”をパスした個体のみが選定されており、コレクション屈指の正確性を誇る。さらに、施されたスイス伝統の精緻で美しい装飾をサファイアガラスのケースバック越しに鑑賞することもでき、精度と審美性を兼ね備えたメカニズムといえる。 2種類のカラーが用意された文字盤は、時分秒針、日付表示、針に加えてボール ウォッチお馴染みの夜光システム“自発光マイクロ・ガスライト”を16個搭載。また、100mまで防水性能や5,000Gs耐衝撃性も備えており、使いやすさという面でも優れたモデルとなっている。価格はどちらの文字盤カラーを選んでも42万9000円だ。
文◎Watch LIFE NEWS編集部