広島ソウルフード『せんじ肉』←お酒にぴったりな豚ホルモンのおつまみ 「噛めば噛むほどうまみ出る」
土地ごとの食文化と、地域ならではの歴史が紐づく「郷土料理」。関西を中心に活躍するフリーアナウンサーの清水健と落語家の桂米舞(かつら・まいまい)がパーソナリティーをつとめる番組で、広島県のソウルフードを紹介した。 【写真】うどんや鍋、さまざまなアレンジレシピも! 酒のつまみにぴったりな広島名物「せんじ肉」 今回紹介したのは、広島名物の「せんじ肉」。肉を「煎(せん)じる」という調理行程が由来の食べ物だ。材料には豚ホルモンを使用し、コリコリとした食感が特徴。噛めば噛むほどうまみが出てくるため、おつまみにぴったりだといわれている。 スタジオでは、パーソナリティーの2人が実食。米舞はニコニコしながら「めっちゃおいしい!」と絶賛し、清水は「意外と固い! 噛めば噛むほどうまみがでてくる!」と食レポをした。 戦後、広島市西区の食堂や肉屋から誕生したといわれている、せんじ肉。“価値のないもの”として扱われていたホルモンを酒のつまみにアレンジしたことが発祥とされ、いまでは、うどんや鍋など、さまざまなアレンジレシピに展開できるおつまみとして広島県民に愛されている。 スタジオには、マヨネーズをかけたせんじ肉も用意された。酒好きの米舞は、「甘いお酒も合うかもしれないですね」とコメント。 清水も「これはおいしいわあ。話しながら食べ続けたい」とうなずきつつ、「細かく切ってチャーハンにかけてもおいしいかも」と新たなアレンジレシピを提案した。 せんじ肉の味を堪能した2人からは「せんじ肉は固いので、差し歯の人は気をつけたほうがいい!」という注意喚起も飛び出し、スタジオ内は笑いに包まれた。 ※ラジオ関西『Clip木曜日』より
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