ジムニーやデリカのカーナビ画面に「謎の傾斜計」!? アルパインからキャラバン専用製品など盛りだくさんの新製品が登場
ルーフスピーカー&ドアウーファー「メティオサウンド」の車種拡大も
続けて、天井に設置されたスピーカーが特徴的なルーフスピーカー&ドアウーファーである「メティオサウンド」の対応車種拡大が発表されました。 アルパインによると、2024年9月に発売を開始した同製品は“異例”なほどに反響があり、市場から評価されていると言います。そのような中で、対応車種拡大を望む声が多かったことから、今回スズキ「ハスラー」、トヨタ「ライズ」、ダイハツ「ロッキー」にもラインナップが拡充されました。 特にハスラーについては、ジムニーで反響のよいスズキディーラーや、ショップからの要望が多かったと言います。なおメティオサウンドは、その他の車種についても車両調査および開発を進めているとし、今後さらに適合車種を拡大する可能性があることを示唆しました。 ハスラー用(MS-165-HS-92)、ライズ/ロッキー用(MS-165-RZ-200)ともに、発売は2024年12月中旬を予定しています。
さらに「WR-Vならアルパイン」というキャッチコピーのもとにすでに発表済みで、2024年11月より発売予定のパーフェクトフィット「BIG X 11」(PF11NX2S-WRV-5-NR)を装着したホンダ「WR-V」も展示され、体感する機会が設けられました。 アルパインによると、WR-Vはオーディオレスを選択すると名の通り“何もついていない状態”で納車されるため、基本的には社外品を装着できず、実質的にディーラーオプションの9型ナビもしくは、8型ディスプレイオーディオしか選択肢がない状況だと言います。そのような中で、同社では唯一の社外品の選択肢となるべく、WR-Vの専用パーフェクトフィットを開発。その仕上がりは、知らない人が見たら純正と見間違うほどのすっきりとした装着感です。 そのほか、Apple CarPlayやAndroid Autoにワイヤレスで接続可能な「6.8型ディスプレイオーディオ」(DA7-WL)と、トヨタ「ノア」「ヴォクシー」専用の「12.8型リアビジョン取付けキット」(KTX-Y120RV-NV-90K)も併せて発表されました。 現行型ノア/ヴォクシーの純正ディスプレイオーディオは映像出力がないため、これまでアルパインではリアビジョン取り付けキットは展開されていませんでした。しかし、アルパインからすでに発売されている12.8型のリアビジョン「クリアサウンドリアビジョン」はスピーカーを内蔵していることから、独立で音声と映像の再生が可能。純正ディスプレイオーディオの出力を受けずともメディアを再生できるため、今回取り付けキットを発売するに至ったとのことです。 デモカーで実際に体感してみると、前席は純正ディスプレイオーディオから出力したメディア、後席は映像出力デバイスなどで出力した映像を独立で再生するという使い方ができるため、とても便利に感じられました。 6.8型ディスプレイオーディオと、ノア/ヴォクシー専用の12.8型リアビジョン取付けキットは、それぞれ2024年12月中旬の発売を予定しています。 ※ ※ ※ 数多くの新製品が発表されたアルパイン「新製品体感発表会」。その名の通り、同社新製品の特長について実際に“体感”することができました。 アルパインの公式サイトでは、同社製品が体感できる全国6店舗の直営店の情報や、デモカーの視聴ができる店舗の一覧が掲載されています。
くるまのニュース編集部