ジムニーやデリカのカーナビ画面に「謎の傾斜計」!? アルパインからキャラバン専用製品など盛りだくさんの新製品が登場
傾斜計を内蔵することによってオフロードはもちろん、普段の運転がさらに楽しくなり、その結果出かけたくなるような仕掛け(機能)を目指したと言います。さらに、ジムニーは車中泊をするユーザーから選ばれることも多いため、傾斜計を活用して車中泊をするために最適な、水平な場所を探すという活用方法もできます。 新製品体感発表会では、ジムニーで実際にオフロードを走行している動画が投影されましたが、路面の傾きに応じて傾斜計がしっかりと反応していることが確認できました。 傾斜計機能を搭載した2025年モデルの「BIG X」は、ジムニー/ジムニーシエラのほか、デリカD:5/デリカミニ、ハイエース/ハイエースワイド、WR-Vの計7車種が同時に発表されました。それぞれ発売は2024年11月下旬です。 なお傾斜計は、三菱自動車が実施しているデリカD:5で45度の傾斜を登る「4WD登坂キット体験イベント」にも対応するため、表示できる最大傾斜角度は50度となっています。 またジムニー専用10型カーナビ「BIG X」には、DVD/CD/SDカードスロットを持たないメカレスモデルとして「シンプルモデル」(EX10NX2S-JI-64)も展開。リーズナブルなモデルを求める市場の声にも対応したシンプルモデルの発売は2024年11月下旬です。 さらに、9型フローティングディスプレイオーディオ(以下、DA)をジムニー/ジムニーシエラ専用設計とした、パーフェクトフィット「BIG DA」(PF9DA-JI-64)も同時に発表されました。 アルパインによると、ジムニーにおけるナビとDAの販売構成はナビ80%、DA20%の割合だとしており、DAについてはApple CarPlayのワイヤレス接続に対応していることや、フローティングでも振動などがなく装着できることが支持されていると言います。 そのような中、同社ではDAを選択する20%のジムニーオーナーにも専用デザインを採用した「BIG X」と同様に“こだわり”の製品を提案できないかと考え、パーフェクトフィット「BIG DA」の開発を進めたとのことです。ジムニーのインパネにピッタリと収まるのはもちろんのこと、純正内装にマッチする“ラギッド”なデザインを採用しています。 ジムニー/ジムニーシエラ専用設計としたパーフェクトフィット「BIG DA」の発売は、2024年12月中旬を予定しています。