ラグを敷くとスピーカーの音質がよくなる!?自宅リビングで高音質を楽しむ方法を建築家がアドバイス!おすすめ高級スピーカー3選も
自宅で映画館やコンサートホールにいるような音を楽しめる高級スピーカー。 今回は、ハイエンドな住宅で音響機器を導入したり、コンサートホールや音楽スタジオの設計を手掛けた経験をもつ建築家、彦根明さんに高級スピーカーを取り入れる際のポイントを伺いました。建築的な注意点やインテリア性を高く取り入れるための工夫などを解説。 オーディオルームなど本格的な個室の音響部屋ではなく、「リビングで」良質な音を楽しみたい方に向けて、導入時のアドバイスを教えていただきました。 【写真集】せっかくの高級スピーカー、音色をちゃんと楽しめている?事前知識&今からでも出来ること また編集部おすすめの高級スピーカーをご紹介します。
高級スピーカーや本格的な音環境を住まいに取り入れるメリットは?
「今まで想像できなかったような臨場感やリアリティの高い体験ができます」と彦根さんはいいます。通常よりもワンランク上の高音質を実現し、映画や音楽を最大限楽しめます。また高級スピーカーはデザイン性に優れたものも多いので、インテリアとしても活躍します。
高級スピーカーを取り入れる際に確認すること
高性能のスピーカーを自宅に取り入れる際に、確認するべきことは何でしょうか?スピーカーをリビングに取り入れる際の注意点を教えてもらいました。 【設置場所や住まい周辺の環境を確認】 高性能スピーカーを自宅に取り入れる場合、設置場所や住まい周辺の環境をよくご確認を。 「例えば、本格的な音環境を集合住宅や隣家がすぐ近くにある家で取り入れたい場合は、音や振動が隣の部屋に漏れてしまう可能性があるので、防音室を検討した方がいいかもしれません」と彦根さん。 住まいの条件や設置場所、求める音環境のクオリティによって必要となる設備やコストが異なるので、スピーカーを導入する前に要チェックです。 【音環境に強いこだわりをもつ方は専門家にご相談を】 高いクオリティの音環境を求める方は、専門家にアドバイスをもらいましょう。 「防音はもちろん、低音による振動を防ぎ、室内の反射による音の増幅や残響音を調整するために、吸音効果の高い仕上げや壁内部の専用部材を配置する必要があります。 また、しっかりとこだわりたいという方は、音響設計の専門家に相談するのがおすすめです」と彦根さん。専門家のアドバイスをもらうことで、理想の音環境を実現できるでしょう。