大阪・通天閣に「体験型アトラクション」全長60メートルの滑り台設置へ
通天閣の発信に僕らも元気が出る
また、新世界によく来るという天王寺区の50代会社員男性は「新型コロナウイルスの影響は新世界にもかなりあったと思う。緊急事態宣言で通天閣も休業になったり、ここのところは大変だった。でも通天閣がこういう攻めの姿勢で元気を発信してくれたら、ここに来る僕らも元気が出てくる。ぜひがんばってほしい」と話していた。
現在の2代目・通天閣は1956年に再建された
□通天閣(つうてんかく)1903年に開催された「第5回内国勧業博覧会の会場」の跡地に、フランス・パリの凱旋門にエッフェル塔の上半分を乗せたイメージの初代通天閣が建てられた。しかし1943年、隣接する映画館が炎上し解体された。その後「新世界を復興しよう」という地元の声をきっかけに1954年、新世界町連合会役員らが創立事務所を設置。1955年に地元の人々からの出資で通天閣観光株式会社を開業し、1956年に現在の2代目・通天閣が再建された。