車の買い替えは「3年」と「5年」どちらがいいの?おすすめの時期を解説
日常生活の移動手段として使われている「車」ですが、買い替えのタイミングはいずれ訪れます。長期的に保有するものだからこそ、適切なタイミングで買い替えたいと考えるでしょう。 買い替えのタイミングによっては車の維持費を削減できたり、次に車を購入するための資金に充てたりできるようです。 ▼トヨタ「アル・ヴェル」は月々でいくらの支払いが必要? 返済額を試算してみた! そこで、本記事では3年と5年で車を買い替える場合のメリットとデメリット、おすすめの時期などを解説します。
車の保有における現状
一般社団法人日本自動車工業会が実施した「2021年度 乗用車市場動向調査」によると、乗用車の世帯保有率は77.9%、そのうち複数保有率は34.5%とされています。なお、保有期間は平均して7.1年であり、2割以上の方が10年を超えて保有しているようです。 買い替えの予定については約6割が未定と回答しているものの、約2割が今後5年以内に買い替えを予定していると回答しました。また、1割強は保有をやめると回答しており、その割合は前年よりも増えています。 車の保有を減らす、もしくはやめる理由として多いのは「高齢・病気・体力」「車検費用が負担」「使用頻度減少・減少しそう」でした。車検費用を含む、車の維持費における負担は昨今の物価高による家計への影響も関係しているようです。 同調査の中で、車の維持費全体の負担感について、回答者のうち6割弱が維持費の負担は大きいと回答しました。車における、維持費の例は以下の通りです。 ・自動車税 ・自動車重量税 ・車検代 ・駐車場代 ・燃料代 ・自賠責保険料 ・任意保険料 上記に加え、状況次第では車のメンテナンス費用も加算されるでしょう。
3年で車を買い替えるメリットとデメリット
車を買い替えるタイミングは人それぞれですが、一般的にはライフイベントなどをきっかけに検討する方が多いでしょう。しかし、中には初回の車検が発生する3年をきっかけに買い替えを検討する方もいます。3年で車を買い替えるメリットは以下の通りです。 ・車検費用がかからない ・大きな故障を避けやすいほか、メーカーの保証内で修理できる場合がある ・下取り価格が高い 対して、3年で車を買い替えるデメリットは以下の通りです。 ・ローンが残りやすい ・売却と購入の収支はマイナスになりやすい