【JR中央線】中古マンション価格相場が安い駅ランキング2024年(東京-高尾32駅)。1位は西八王子駅で2000万円台
3位にランクインしたのは、1位・西八王子駅と2位・豊田駅にはさまれた八王子駅。価格相場は4180万円だった。川越方面に向かう八高線と町田・横浜方面に向かう横浜線も乗り入れているほか、徒歩5分ほどの場所には京王線の京王八王子駅もあるターミナル駅だ。周辺には駅ビル「セレオ八王子」をはじめ大型商業施設が数多く、八王子市はもちろん東京多摩地域を代表する市街地としてにぎわっている。通勤時間帯はJR中央線の乗客も特に多いが、平日の7時台~8時台に東京方面へ5本運転される、八王子駅始発の快速を狙うと座りやすいだろう。平日朝に東京方面へと運転される通勤特快に乗れば、新宿駅まで3駅・約40分、東京駅まで7駅・約55分で行くこともできる。 また、八王子駅の南口から徒歩10分ほどの場所では再開発が進行中。約5万2000平米の敷地に、公園とライブラリーやミュージアム、交流スペースが一体となった「集いの拠点」が2026年10月に誕生予定だそう。さらに駅から北へ約3km、中央道八王子IC付近では「イオンモール八王子インターチェンジ北(仮称)」の建設が進められている。イオングループ初となる「次世代型複合商業施設」だそうで、第1期は2025年春、第2期は2026年の開業を予定。次世代スーパーやシネマコンプレックス、近くにある道の駅「八王子滝山」と連携した飲食施設などができるというから楽しみだ。
同じ路線内で価格相場の開きは1億円以上! 1駅で1000万円変わることも
ここまで見てきたように、トップ3には高尾駅から東京方面に向かって連続する西八王子駅(1位)~八王子駅(3位)~豊田駅(2位)の3駅がランクインする結果となった。4位以降も多少は順位を入れ替えつつも、おおむね東京駅に近づくほどに価格相場が上がっていく傾向が見られる。しかし、17位・阿佐ヶ谷駅、19位・吉祥寺駅、27位・市ヶ谷駅、28位・千駄ヶ谷駅の価格相場は両隣の駅よりも1000万円以上も跳ね上がり、13位・大久保駅と23位・飯田橋駅の価格相場は両隣の駅よりも1000万円以上低い。「価格相場は隣の駅とさほど変わらないだろう」と単純には言えないようだ。