【JR中央線】中古マンション価格相場が安い駅ランキング2024年(東京-高尾32駅)。1位は西八王子駅で2000万円台
1位は新宿まで1時間以内で行けるのに2000万円台で狙い目!
「SUUMO住みたい街ランキング2024 首都圏版」では、「住みたい沿線ランキング」にて前回の4位から3位へと順位を上げたJR中央線。東京駅や新宿駅といった東京を代表する街が沿線に多い人気路線だけあり、朝夕の通勤・通学時間帯はあふれんばかりの乗客に利用されている。混雑時の乗り心地はいいとは言えないが、快速列車にリクライニングシートを設置したグリーン車サービスの導入という嬉しいニュースも! 2024年10月より試験的にスタートしており、2025年春から本格始動する予定だ。ますます利便性がよくなり人気も高まりそうなJR中央線は、沿線の物件価格がいかほどなのか気になるところ。さっそく調査結果を見ていこう。
カップル・ファミリー向け中古マンション(専有面積50平米以上~80平米未満)の価格相場が最も安かったのは、八王子市にある西八王子駅で価格相場は2798万円。JR中央線の都内最西端、高尾駅の一つ手前に位置する駅だ。 1位・西八王子駅周辺には住宅街が広がり、高校も複数あるため通学客にも利用されている。駅北口側にはショッピングセンター「セレオ西八王子」や約100店舗が立ち並ぶ「西八王子商店街」があり、買い物や食事に困らない。北へ20分弱も歩くと八王子市役所に行けるのも便利だろう。平日の7時台~8時台には東京方面へ快速が1時間に9~10本運転され、新宿駅まで約55分、東京駅まで約1時間10分で行くことができる。そんな暮らしやすい環境ながら、1駅隣の高尾駅に行けば豊かな自然とふれあうことも可能。それでいて高尾駅とは逆方面に1駅目の八王子駅(3位・価格相場4180万円)よりも価格相場は1300万円以上も低い西八王子駅は、“いいとこ取り”とも言える狙い目の街だろう。
2位は日野市に位置する豊田(とよだ)駅で、価格相場は3980万円。平日7時台には東京方面への快速が15本も運転され、そのうち2本は豊田駅始発なので着席しやすいという利点もある。北口のロータリーから真っすぐ延びる通りを4分も歩くと、2024年11月で開業10周年の「イオンモール多摩平の森」へ。核となるスーパーをはじめ、グルメ&フードやファッション、雑貨など約130店の専門店がそろい、近隣住民の生活を豊かに彩っている。駅から10分ほど歩くと湧水の川と雑木林に囲まれた散策路が続く「黒川清流公園」があり、住宅街でありながら自然に親しめるのも魅力。そんな駅周辺では近年、企業や団地の跡地を利用した大型マンションの建築が進み、人口が増加。駅南側地区では現在も道路や公園を整備する区画整理事業が進行中で、今後もさらなる発展が期待できる。