ミラン新指揮官コンセイソン「レオンはフェノーメノ。世界最強選手になれる」
新体制で再出発したミランが6日、スーペルコッパ・イタリアーナのタイトルを獲得し、新指揮官セルジオ・コンセイソンがイタリアメディア『メディアセット』のインタビューで語った。 ミランは今シーズン、パウロ・フォンセカの下でスタートを切ったものの、安定した成績が残せず、ロッカールーム内の不和も伝えられて、先月末に指揮官を解任。コンセイソンを招聘してスーペルコッパに臨んだが、準決勝でユヴェントス、決勝でインテルを下して、2022年のスクデット以来となるタイトルを獲得した。ミラン指揮官が喜びを語った。 「選手たちのことを思うと、非常にうれしい。チームの環境は最高の状態ではなく、私にとって重要な数多くの細部への取り組みを行う時間が数日しかなかった。改善するべき点はあり、全てが最高にうまくいっているわけではないが、謙虚な選手たちには、その自覚がある」 「チームは気迫を見せ、ビッグクラブ2チームを相手に、逆転勝利を収めることができた。チームが偉大なミランへと復活することを望むなら、この勇気とハングリー精神を持つ必要がある。勝利を手にするために何をするべきかを理解した選手たちを称えたい」 また、コンセイソンは、同胞でミランの10番を背負うラファエウ・レオンに賛辞を贈った。 「彼のことは、長らく前から知っているが、フェノーメノ(怪物)だ。彼は私よりもリラックスしたポルトガル人と言える。あと2つか3つの小さな点を学べば、彼は世界最強選手になるだろう。彼には極めて多くのクオリティがある。チームのために、そのクオリティを捧げることができれば、最強選手になれる」