石破政権は来年の夏までもたない…自民党閣僚経験者「引き下ろすならあの人しかいない」非主流派が大集合!次に総理になるのは誰なのか
石破氏を引きずり下ろすのは高市氏しかいない
総裁選の決選投票では旧安倍派の幹部たちをはじめ、森喜朗元首相ら重鎮も高市氏の支援に回ったとされ、安倍元首相亡き今、「石破氏を引きずり下ろすのは保守派の代表、高市氏しかいない」(自民党閣僚経験者)といわれるほどの存在感を放つ。 今回の衆院選で石破氏が「非公認・比例重複なし」としたのは、旧安倍派を狙い撃ちにした“高市封じ”と見られている。不記載問題の発覚直後に当時の幹部が説明責任を果たさなかったことには、旧安倍派内に不満が残るものの、かつて所属した派閥を執拗に攻撃するかのような石破氏に対しては憎悪感を抱く人物も少なくない。 そこで石破執行部は衆院選での「禊」や旧安倍派メンバーの役職復帰をにおわせることにしたのだろうが、もはや後の祭りだ。これまでは高市氏と距離があった前議員らは「非石破」で行動を共にする動きを見せる。今回の衆院選で高市氏に応援依頼が殺到しているのは、選挙後の大きな動きを感じさせるには十分だ。 つまり、石破氏は今回の衆院選で野党と対峙しながらも、自民支持層の離反を防がなければならないという厳しい闘いを迫られている。中には「早く高市氏に総理・総裁を代わって欲しいから自民党には投票しない」「石破自民党にお灸を据えなければならない」という人もいることだろう。なんとか踏みとどまったとしても、衆院選後には獲得議席次第で“高市の乱”が待っているというわけだ。 総裁選の決選投票で高市氏支援に回った麻生太郎最高顧問は10月頭、茂木敏充前幹事長と会食し、今後の党運営などについて意見を交わした。自民党唯一の派閥「麻生派」と茂木氏のグループが「非石破」でまとまって高市氏サイドに回れば、党内基盤が脆弱な石破氏は「蛇に睨まれた蛙」状態になるだろう。選挙後の政権運営は行き詰まり、もちろん閣僚や党役員人事も思うようにはいかない。政権発足から1カ月で石破カラーを出すことなく、一気にレームダック化(死に体)することになるのだ。 ただ、高市氏サイドにもジレンマがある。それは、あまりに石破自民党の獲得議席が減ることになれば、“石破おろし”が実現できたとしても高市自民党の立場が弱いということだ。与党で過半数割れを起こすことがあれば、連立相手を再構成しなければならず政権運営も不安定化する。
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