石破政権は来年の夏までもたない…自民党閣僚経験者「引き下ろすならあの人しかいない」非主流派が大集合!次に総理になるのは誰なのか
自民党は予想以上の大打撃を選挙で受ける可能性
さらに裏金問題に関係した前議員らを非公認という措置をとったにもかかわらず、仮に今回の衆院選で当選した場合には「主権者たる国民の皆様方がご判断された場合、公認するということはある」と追加公認の可能性に言及した。森山裕幹事長も「選挙を経るということは国民の信任を受けたということだから、あまり差別が続いてはいけない」などと選挙後に党の役職などに起用する可能性を示唆している。 石破氏としては「非公認・比例重複なし」という厳しい措置としつつも、衆院選の「禊」を経れば問題は解決したとの方向に持っていきたいのだろう。ただ、それではあまりにも国民をバカにしたような話ではないか。多くの有権者は今回の「政治とカネ」問題で疑惑を持たれた政治家から詳しい説明をほとんど受けていない。戦後最短の衆院解散というドタバタの中で自民党は公認・非公認ということを決定したが、それは党内の問題でしかない。いまだ説明責任を果たしたとは言えない政治家は少なくないだろう。 石破氏は首相就任会見で「国民に勇気と真心をもって真実を語る」といい、「納得と共感内閣」と銘打ったが、「喉元過ぎれば熱さを忘れる」とばかりに選挙後はお咎めナシを決めこむつもりなのか。そうした姿勢を石破氏が貫くならば、いずれも得られないはずだ。立憲民主党の野田佳彦代表が「裏金隠し解散」と追及するように、野党の主張の方に「納得と共感」が広がれば自民党は予想以上の大打撃を選挙で受ける可能性もあり得る。 本来ならば、政権与党のトップが迎え撃つ相手は野党だ。とりわけ、解散時勢力で野党第1党である立憲民主党の野田代表は、共同通信の調査(10月1、2日実施)でも「期待する」が50.4%に上っている好敵手と言える(「期待しない」は44.4%)。ただ、石破氏が厳しい戦いを強いられているのは、野党以外にも「敵」が存在している点にある。むしろ、それが“最大の脅威”といっても過言ではない。 目下のところ、その「旗頭」は9月の自民党総裁選で争った高市早苗前経済安全保障相だ。国民からの人気が高かった石破氏を1回目の投票(党員・党友票)で上回った高市氏は「保守派のマドンナ」として安倍元首相の路線を継承し、ネット上でも高い人気を誇る。
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