J3沼津 中山雅史監督との契約更新を発表 就任3年目となる来季へ「心を滾(たぎ)らせるサッカーを」
J3沼津は1日、中山雅史監督(57)と2025シーズンの契約を更新したと発表した。 【写真】W杯予選のため、「最終兵器」のハチマキを巻いてカタールへ向け成田空港を出発する中山雅史 (93年10月8日) 2023年に就任した中山監督は、来季が3年目の指揮をなる。昨季はJ3リーグ13位、今季は10位だった。 中山監督はクラブを通じ「昨シーズンから引き続き、2024シーズンもアスルクラロ沼津へ多大なるご支援、ご声援をいただき誠にありがとうございました。2025シーズンも監督として指揮を執ることになりました」と感謝の言葉とともに契約更新を報告。 「2024シーズン最後まで必死に闘いましたが、望んだ結果を掴み取ることができませんでした。まだまだ足りない、緩い、遅い、弱い自分達としっかり向き合い、日々のトレーニングに臨んでいきたいと思います。1試合1試合を全力で闘うことに変わりはありませんが、細部にこだわり抜く、やり切る、走り抜く力をより身に付けてシーズンを闘い、試合を観に来てくださるファン・サポーターの皆様の心を掴み、心を滾(たぎ)らせるサッカーをグラウンドの上で展開できればと思います」と来季への決意を示した。 元日本代表FWの中山氏は現役時代、磐田のエースストライカーとして黄金期を築き、札幌、沼津でもプレー。2020年限りで一線を退いた後は磐田でコーチを務め、2023年に沼津の監督に就任した。