佑ちゃん”涙の7球”がSNSでの公式戦の引退試合賛否を封印!
名言が出たのは、この後。 「斎藤は持っていると言われたこともありました。でも本当に持っていたら、いい成績も残せたでしょうし、こんなに怪我もしなかったはずです。ファンの皆さんも含めて僕が持っているのは最高の仲間です。皆さんと過ごした時間は僕の一生の宝物です」 斎藤は感動のスピーチを「きっとまたお会いしましょう」と意味深な言葉で締めた。 スピーチの後には、さらなるサプライズも用意されていた。ファームで共に汗を流してきた仲間たちが、斎藤の登場曲である「勇気100%」をメドレーで歌い、大合唱するビデオが流れたのだ。音程を外しながら清宮幸太郎も歌っていた。いかに斎藤佑樹が愛されていたかを示すサプライズである。 引退セレモニーでナイン全員が来たTシャツには、“画伯”木田優夫・2軍総合兼投手コーチが描いた斎藤のイラストと共にこんな言葉が書かれていた。 「野球とは最高の仲間との架け橋」 ハンカチ王子と呼ばれ、ひとつの時代を作った投手は、人生とは何かのメッセージを最後の7球に込めて人々を涙させマウンドを去った。 (文責・論スポ、スポーツタイムズ通信社)