小池都知事が定例会見10月8日(全文1)双子のパンダ、来年1月にお披露目できれば
今回の地震で感じた都の課題は
TOKYO MX:ありがとうございます。10月幹事社のTOKYO MXの白井と申します。知事に3問、質問があります。まず1点目がパンダのお話なんですけれども、昨今のコロナ禍の中、久しぶりの明るいニュースかなというところもあるんですけれども、この2頭の名前について、小池知事が最初に聞いて受けた印象はいかがだったんでしょうか。 小池:漢字で見れば余計、何か明るさといいましょうか、それからつぼみという言葉が2つ重なって、名前、レイレイという、やはり漢字で見ると余計、なんて言うんでしょうかね、明るさというのが伝わってくるんじゃないかなというふうに思います。 TOKYO MX:ありがとうございます。2問目なんですけれども、地震について伺わせてください。今回の地震で日暮里・舎人ライナーの運転の見直しでしたり、水道管の漏水の被害などありましたが、知事は今回の地震を受けて、東京都の地震の災害に対するウイークポイントであったり、課題をどのようなものがあるとお考えでしょうか。 小池:東日本大震災以来の5を超える、震度5を超える地震ではありましたが、水道の漏水、日暮里・舎人ライナーの脱輪、それからターミナル駅で帰宅できない方の滞留というような、実際に課題といいましょうか、問題が生じました。ただ、幸いにして大きな被害には至らなかったということかと思います。水道などもいち早く空気弁の調節などで問題解決ということでありましたし、現場を支える力というのは、またあらためてすごいものがあると、強靱なものがあるというふうに逆に感じたところです。
時短要請が帰宅困難者数を抑えた面も
社会生活を支えるインフラに甚大な被害が出た場合には、非常に多くの方々に長期間にわたって大きな影響を及ぼすことになるわけでございますが、そういった場合も自助・共助・公助と、それらを組み合わせて、そしてお互いにしっかり対応するということは、あらためて必要だなということを感じたところであります。あらためて、先ほども申し上げましたように、家具が倒れないようにとか、それから水の確保であるとか、それから地域住民や帰宅困難者などへの支援など、あらためて見直しをお願いしたいと思います。 きのうの、というか、今は季節が穏やかであるということから、これが冬の寒い季節だったら、皆さん、タクシー待ちなども大変だったと思いますし、また、ある意味現在もリバウンド防止期間ということで、飲食店も時短をお願いしているということで、時間的にも微妙にその辺の帰宅困難者を抑えている部分もあるのではないかと思います。 それから朝も運行、交通機関の運行の関係で大変な行列ができて、皆さんソーシャルディスタンスを取りながら列をつくっていらしたわけですけど、あらためてBCPですね。どういったときに、早出の人と午後出の人と、それらは逆に、分散をさせるということをそれぞれの組織、企業など、そういったところであらためて確認しておくことが、結果として皆さんのエネルギーを大切に守るということにつながるのではないかなと。あらためて今回の地震で確認をできればと思います。 また、気象庁の方がおっしゃっているように、これが1週間程度の間にまた起こりかねないということをおっしゃっていました。よって、この間にあらためてそういった点検をしていただければというふうに思います。