家じゅうが「タオル1枚」でピカピカ。ふき掃除したい汚れスポット7つ/プロの大掃除ワザ
玄関や照明器具、床などは、ホコリや皮脂汚れがたまる「ふき掃除スポット」。それらの汚れを取るコツを、“ゴミ清掃員芸人”ことマシンガンズの滝沢秀一さんと、カリスマ清掃員の新津春子さんに教えてもらいました。スポットごとに確認して、気になる部分から大掃除で着手していきましょう。 【写真】背が届かない天井のふき方
1:玄関マットは丸めたマイクロファイバークロスでふく
【使ったアイテム:マイクロファイバークロス】 ざっと掃除機をかけたら、かたく絞ってくるくる巻いて丸めたマイクロファイバークロスでふき掃除。 「マットの毛を起こすように動かすと、毛の間にこびりついたホコリが取れます」(新津さん、以下同)
2:ドアノブと鍵は3日に1度を目安にふき掃除
【使ったアイテム:タオル】 皮脂汚れがたまりやすいドアの取っ手やドアロック部分も忘れずに。 「かたく絞ったタオルの端を両手で持ち、足でドアを固定しながら外側と内側の取っ手を同時にふくと時短に!」
3:エアコン上部は丁寧にこすりながらふく
【使ったアイテム:タオル】 部屋のホコリの元凶になる、エアコン上部。電源をオフにし、かたく絞ったタオルで丁寧にふき掃除。 「段差や溝があるので、こすりながらタオルを動かしていくときれいに取れます」
4:シェードは片方の手で固定しながら回すようにふく
【使ったアイテム:タオル】 意外とホコリがたまる照明も、ふき掃除できれいに。 「片手でタオルの端とシェードの縁を持って固定し、もう片方の手でタオルを動かしながら、シェード全体をふいていきます」
5:手の届かない天井はホウキにタオルを巻いてふく
【使ったアイテム:タオル、ホウキ】 高い位置のホコリを取るときはホウキが便利。 「湿らせたタオルをホウキにかぶせ、天井や壁をふきます。汚れたらタオルをずらし、きれいな面に替えて」
6:フローリングは幅1m目安に「コの字」にふく
【使ったアイテム:タオル】 フローリングの板目に沿ってタオルを動かし、コの字型にふいて。 「手の届く1m範囲を目安に移動しながらふきます。あいた手で体を支えながらふくと安定しますよ」
7:畳は目に沿ってタワシを包んだタオルでふく
【使ったアイテム:タオル、タワシ】 タオルで巻いたタワシで畳の目に沿ってふくと、目の間につまった細かいホコリや汚れもきれいに。 「同じ部分を3回ふいたら下に移動し、同じようにふいていきます」 ※ 注意 掃除を行う前に以下を必ずお読みください。 ※塩素系漂白剤など「混ぜるな危険」の表示がある洗剤は、酸性のものと混ざると有毒ガスが発生します。クエン酸や酢などの酸性のものと混ぜるのはもちろん、酸性洗剤の直後に使うのも避けて。また、特集で紹介している洗剤のなかには、建材や設備機器、家具、家電によって使用できないものもあります。各種取扱説明書、もしくは洗剤の注意書きを確認し、使用すること。 ※各種洗剤を使用する際はゴム手袋を着用して、塩素系漂白剤を使用する際は手や目を保護し、十分に換気してください。
ESSE編集部