韓国 きょうのニュース(1月6日)
◇北朝鮮 平壌付近から中距離弾道ミサイル発射 韓国軍合同参謀本部によると、北朝鮮は6日正午ごろ、平壌付近から中距離弾道ミサイルを朝鮮半島東の東海上に向けて発射した。北朝鮮の弾道ミサイル発射は今年に入り初めて。トランプ米次期政権の発足を2週間後に控えて行った挑発となる。軍は「さらなる発射に備え、監視・警戒を強化したなか、米国・日本側と北の弾道ミサイルと関連した情報を緊密に共有しながら、万全の態勢を維持している」と発表した。 ◇尹氏の拘束令状執行 警察が捜査機関からの一任を事実上拒否 独立捜査機関「高位公職者犯罪捜査処(公捜処)」が尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領に対する拘束令状の執行と関連した業務を警察に一任する内容の公文書を警察庁国家捜査本部に送ったことを巡り、同本部の特別捜査団は会見で、「公文は法律的に問題があると判断した」とし、事実上拒否する立場を示した。拘束令状の執行については公捜処と引き続き協議していくという。 ◇外相「韓米同盟に空白なし」再確認 米国務長官と会談 趙兌烈(チョ・テヨル)外交部長官と米国のブリンケン国務長官がソウルで会談した。ブリンケン氏は会談後の共同記者会見で、ロシアが北朝鮮に先端宇宙技術や衛星技術を共有する意図があるという信頼できる情報があると明らかにした。趙氏は今回の会談を通じて双方が「韓米同盟にいかなる空白もないことを改めて確認した」と強調した。昨年12月3日夜に出された「非常戒厳」宣言以降、両氏は電話会談を2回行ったが、対面で会談したのは今回が初めて。 ◇「イカゲーム2」 ゴールデン・グローブ賞受賞逃す 米国の第82回ゴールデン・グローブ賞の授賞式が5日(現地時間)、ロサンゼルスで開かれた。テレビドラマ部門の作品賞にノミネートされていた米動画配信大手ネットフリックスのオリジナル韓国ドラマ「イカゲーム」シーズン2は受賞を逃した。映画やテレビ作品に与えられるゴールデン・グローブ賞は米アカデミー賞の前哨戦と位置付けられる。「イカゲーム」シーズン2は先月26日の公式配信前に候補入りし、現地メディアは異例だと伝えていた。 ◇情報機関をドローンで撮影 中国人の男を在宅起訴 捜査当局は、情報機関・国家情報院の建物をドローンで撮影した中国国籍の40代の男を2日、軍事基地法と文化遺産法違反の罪で在宅起訴したと発表した。スパイ容疑の有無については確認中だという。男は昨年11月に韓国に入国し、ソウル・江南にある朝鮮王朝時代の王陵、献仁陵をドローンで撮影した際に近くにある国家情報院の建物を撮影した疑いが持たれている。
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