名古屋市・河村市長が定例会見9月27日(全文1)市民の56.7%が2回目の接種を終了
昨日発表時点で市民の入院者数は229名
次に新型コロナウイルス、これですか、感染症に関する現状および本市の対応についてご報告いたします。市内における新型コロナウイルス感染症の発生状況ですが、9月20日月曜日から昨日までの1週間で新規患者が合計713名発生しました。また、先週新たに8名の方がお亡くなりになりました。心よりお悔やみ申し上げます。また、昨日発表の時点で名古屋市民の入院者数は229名となっており、その内訳の入院先は、市内の医療機関218名、市外の医療機関11名ということでございます。なお、名古屋の特色であります健康観察の対象となっている濃厚接触者など、これが重要なんです、などの方は、先週の約4230名から減少しまして、現在約2110名でございまして、引き続き保健センターにおいて丁寧に健康状態の確認などのフォローアップを行っております。 これ、たまたま、私が非常に皆さんにご迷惑をお掛けしまして、無症状でしたけど陽性になりましたから、よく分かったんですけど、これどういうことかいいますと、今現在2110名の濃厚接触者、などが重要なんだけど、一応感染が広がった恐れがある、また広める恐れがあるところに、保健所から、保健センターから電話がかかってきます。僕のところは毎日かかってきましたけど。体温はどうですかとか、せきは出ませんかとかいうことと。それから名古屋の場合は、よそもやっておりますけど、食事が朝昼晩出ますので、こういうふうに今から5分か10分後ぐらいに持っていきますけど、いいですかというような話ですね。いう話が、電話がかかってきまして、そのフォローをずっと毎日、2週間するということで、伝染が、どこから伝染した可能性があるのか、僕も2週間分かなり細かく聞かれましたけど。
誰に感染した可能性があるのか全部フォロー
それから陽性になった前2日間ですか、さかのぼりまして、どこに感染させた可能性があるかと、どういう人と会っとったかいうことをきちっとフォローするということで、またそこへ電話をしていくと、連絡していくという数を、今のところ日本中で名古屋だけだと思いますけど、この数をきちっと出しとる。言うてもええんだろ? これ。前から言ってますけど。毎週、この健康観察者の。これを本当に、何遍も言ってますけど、本当にやってもらわないと。なぜかというと、行政しかできないことなんです。で、必ず効果があるんです、これは。決まってますよ。誰かから感染した、誰に感染した可能性があるかということを1個1個全部フォローしていく。 ただ、今回のデルタ株においては空気感染するという説もですよ、説もですから、確定はしておりませんけど、ありますけど、それにしてもこういう丁寧な、伝染病、昔で言うと伝染病ですね。伝染病、感染症について、感染経路をきちっとフォローして、丁寧に保健所が頑張ってやっていくと。公衆衛生、もう原点ですので、これは。大変な努力ですけど。何遍も言っておりますけど、一切ほとんど報道されませんので、市民の方もご存じないですね。だからこのコロナを抑えるためにはワクチンと、それから、本当は薬ですけど、薬はまだできておりませんけれども、それによってやるんだと。それと非常事態宣言ということです。外国で言えばロックダウンということだと思いますけど。 もう1つ実はものすごい大きい伝統的な方法があるということで、必ず効果があると。その効果があって、名古屋は5大か6大だったかな、盛り場都市の中でほぼ、人口当たりの陽性者数というか、発病者数は半分であるということでございます。医療の関係者ならびに医療から適正な医療を提供するのが一番重要なので、そのために、なんですか、いろんなことを言われますけど、ワクチンもそれの大きい切り札ですけど、やっぱりこうやってきちっとフォローしていくと、発生源をですね、いうのは、実は一番重要なんで。一番と言うとまた問題ありますけど、たぶん相当重要と。これは間違いないと思いますよ。当たり前のことですけど、病気の、伝染病ですから。どこから伝染したかいうのをたどっていくと。たどれるだけね。ゼロにはなりませんけどいうことで。