浦和が札幌戦で発生した来場者による違反行為報告…意図的なドリンクホルダー破壊に無期限入場禁止処分
浦和レッズは15日、明治安田J1リーグ第24節の北海道コンサドーレ札幌戦において発生した、来場者による試合運営管理規定違反行為の報告及び処分内容を発表した。 【写真】「さすがにかっこよすぎる」J1優勝目指す浦和の新ユニフォーム 今回の違反行為は7月20日に埼玉スタジアムで開催された浦和vs札幌で発生。 処分対象者は試合終了後、自席用に設置されたドリンクホルダーを意図的に破損させる、破壊行為を働いたという。 この違反行為に対して、クラブは無期限入場禁止、および修復に要する実費用の負担の処分を科した。 なお、入場禁止処分対象試合は「国内外を問わない、7月20日(土)以降に行われる浦和レッズ、浦和レッズレディース、浦和レッズアカデミーが出場する全ての試合」となる。 また、浦和は処分決定までの経緯を以下のように説明している。 上記処分対象者による上記処分対象行為を、付近で観戦されていた浦和レッズサポーターが目視にて把握され、警備スタッフへ報告してくださったことにより事案が発覚。 警備スタッフからの報告を受けた弊クラブ競技運営本部所属スタッフが現地へ急行し、警備スタッフから詳細の聞き取りを実施。 その後、当該聞き取りの内容を踏まえ、弊クラブ競技運営本部所属スタッフから上記処分対象者に対する事実確認を実施。 当人が事実であることを認めたものの、荒天(雷の接近)に伴う他来場者の避難誘導対応、および上記処分対象者の帰路への影響を考慮し、後日改めて事情聴取を行う旨の合意と連絡先等の確認を行ったうえで解散。 上記処分対象者、および弊クラブ競技運営本部所属スタッフ双方のスケジュール都合上最短での実施となる同日に、上記処分対象者対する、対面での事情聴取を実施。 上記処分対象者への事情聴取、および警備スタッフやその他関係者へのヒヤリングの結果等を踏まえ、「浦和レッドダイヤモンズサッカー試合運営管理規定」並びに「Jリーグ試合運営罰則規定」との照合と競技運営本部内での検討を経て、競技運営本部としての処分方針を決定。 当該決定を受け、クラブとしての最終処分決定を行うべくコンプライアンス委員会を、委員のスケジュール都合上最短での実施となる8月13日(火)に招集。 コンプライアンス委員会を実施し、上記処分内容を決定。 上記処分対象者、および弊クラブ競技運営本部所属スタッフ双方のスケジュール都合上最短での実施となる同日に、対面にて処分を通達するとともに、合意する旨の念書を上記処分対象者から取得。 最後に、浦和は今回の一件を受けて以下の声明を発表。再発防止に向けたさらなる努力と共に安全で快適なスタジアムの実現に向けて全力で取り組むとしている。 「この度は、試合運営管理規定違反行為の発生を未然に防ぐことができず誠に申し訳ございませんでした。浦和レッズは引き続き、違反行為発生防止施策への注力と、違反事案に対する適時適正且つ毅然とした対応を徹底し、安全・快適で熱気ある満員のスタジアムの実現に全力を投じてまいります」
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