公式戦3連敗のマン・C指揮官ペップ「解決策は選手たちを復帰させること」。ハーランドの自責発言には反論「賛成できない」
マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が、現状からの脱却に向けて改善策を口にした。イギリス『BBC』が伝えている。 【プレミアリーグ順位表】不振マン・Cの状況は? プレミアリーグ4連覇中の王者でありながら、今季すでにリーグ5敗目を喫し、公式戦3試合未勝利中のマンチェスター・C。21日にはプレミアリーグ第17節でアストン・ヴィラと敵地で対戦すると、相手に2点を先行される。終盤にはフィル・フォーデンのゴールで1点を返したものの、1-2で敗戦。公式戦では3連敗、直近12試合で9敗目に。6敗目となったプレミアリーグでは暫定で6位に転落している。 試合後、グアルディオラ監督は「(復調するのは)我々次第だ。解決策は選手たちを復帰させることだ。我々にはセンターバックの選手が一人しかいないが、それでは難しい。次の試合でまたチャンスを掴むつもりだ。それ以上は考えていない」と多くの負傷離脱に嘆くとともに、彼らの復帰が好転に導くと主張すると、以下のように続けた。 「もちろん、他にも理由はある。過去には許さなかったゴールを許し、過去に決めていたゴールを決めることができていない。サッカーは一つの理由だけではない。細かい要因がたくさんある」 「昨季はプレミアリーグで優勝したが、ここに来て負けてしまった。我々は前向きに考えなくてはならないし、私は選手をとても信頼している。彼らの中には、信じられないほどのプライドと、それを成し遂げたいという熱意を持っている選手もいる。我々は遅かれ早かれ、一歩ずつ、復活への道を見つけなくてはならない」 また、同試合後にはエースのFWアーリング・ハーランドが、「十分な結果を残していない。チャンスをものにできていないので、もっと頑張らなくてはいけない。その原因の多くは自分にある」などと、現状への責任を口にした。しかし、指揮官はこれに対して反論した。 「彼がいなければ、我々はさらに悪い状況にいるだろう。選手たちがそう感じているのは嬉しい。ただ、アーリングの意見には賛成できないよ。彼は正しい場所にボールを届ける必要はあるが、次のチャンスのために戦うだろう」