手口を全暴露!これが腐敗で焼け太りする「トランプ流関税悪用術」だ
スージー・ワイルズの本性
ドナルド・トランプ次期米大統領は、スージー・ワイルズを、来年1月20日の大統領就任により、初の女性ホワイトハウス首席補佐官に据える。11月5日の夜、フロリダ州ウェストパームビーチで開かれたトランプの祝勝会で、選挙人270票獲得の目前で、トランプはワイルズをマイクの前に呼んだ。だが彼女は、スポットライトを浴びることを避けるという評判に違わず、尻込みした。読者のなかには、そのときの彼女の姿を記憶している人も多いかもしれない。 イーロン・マスクも見放す…?トランプは「2018年と2023年の習近平」と同じ しかし、彼女の本性を示しているのは下の写真である。11月21日付の「ニューヨーク・タイムズ」(NYT)によれば、彼女は今年初めまでロビイストとして登録されていた。 彼女が2022年から働き始めたマーキュリー・パブリック・アフェアーズとの関係を断ち切ったのは、11月7日にチーフ・オブ・スタッフ(首席補佐官)に任命された後だったという。 このNYTの記事によれば、「彼女の起用は、かつてロビイストだった人々が両党(共和党・民主党)の大統領によって政府高官のポストに抜擢されるという伝統を引き継ぐもの」であった。現に、ジョー・バイデン大統領の最初の首席補佐官を務めたロン・クレインもかつてロビイストであった。ただし、彼が最後に公表されたロビイ活動をしていたのは、ホワイトハウスでの役職に就く15年も前のことだったから、彼女のケースでは、少なくとも倫理上の問題をはらんでいると言えるかもしれない。 ロビイストとして働いていた時代に培った企業とのパイプが、公正中立な行政判断を歪(ゆが)める可能性が高いからである。このため、消費者擁護団体「パブリック・シチズン」は、ワイルズのロビイストとしての経歴に警告を発し、彼女が以前のクライアントに影響を与える可能性のある政策問題から身を引くことを要求したと、NYTは明らかにしている。 いかつい男二人の間でサングラスをかけている女性こそスージー・ワイルズそのひとである。 (出所)https://www.nytimes.com/2024/11/21/us/politics/susie-wiles-trump-lobbying.html