大阪府・吉村知事が定例会見8月25日(全文4)大阪・関西万博に積極参加をお願いしたい
大阪パビリオンの概要の印象は
日刊工業新聞:日刊工業新聞の大川です。発表事項ではないんですけれども大阪・関西万博について、先日、大阪パビリオンの概要を発表されまして、外観のイメージなど具体的なものも出てきたんですけれども、この概要についてどのような印象を持たれたか、あらためて教えてください。 吉村:テーマは「REBORN」と、生まれ変わるということで、これを体現するような施設のイメージがつくられていると思っています。中身とかより詳細なものはこれからになりますけれども、アンチエイジング・ライドというのを設けて、そこに乗れば、乗ってぐるっと上に上がっていく中で1人1人の健康状態であったり、どういったことをすれば健康に元気で過ごせるかっていう自己分析を楽しみながら実現できる。それが終わったら大阪の食である、強みである食の中でも、その人に合った食であったりとか、いろんな、最後元気に、人生最後楽しめると、健康に生きていけると、そういったことを楽しみながらできる施設にしていきたいと思っていますし。特に若い方なんか、それを言うと結構年配の方なのかっていう話も出てくるんですけど、若い方にもどんどんパビリオンで楽しんでいただきたいと思っていますので、今年の秋以降、バーチャルで大阪のまちを作りますので、そこでアバターなんかで入ってもらって、大阪の魅力であったり、いろんなイベントであったり、世界の人と触れ合えるような、そういったものを大阪館につなげていくと。
企業にはどのような参加を期待しているか
大阪、新しいこの大阪ワールドみたいなものをこのハードである大阪館とつなげていくということで世界に対しても、国内外に対しても大阪の魅力とかを発信していきたいと思っていますし、大阪の皆さんが若い人も含めて、楽しんで自分の人生を過ごせるような、そんなわくわくするような館を目指していきたいと思っています。まだまだ走り出しなので、イメージに近いところなんですけど、ぜひそういったものを実現したいと思っています。 日刊工業新聞:ありがとうございます。併せて、企業パビリオンに関しても万博協会から来月募集するというような発表がありましたので、企業に対してどのような参加を期待しているか、呼び掛けがあればお願いします。 吉村:もうこれはぜひどんどん企業の皆さん、企業パビリオンを出展していただきたいと思います。また、大阪・関西万博に積極的に参加をお願いしたいと思います。世界各国から多くの人が集まる万博にもなります。この日本の企業、大阪・関西の企業の強みというのをぜひそこのパビリオンで未来の姿というのを展開してもらいたいと思っていますし、それは海外に対してだけじゃなくて、日本の子供、特に大阪・関西の子供がそれを見て、また夢を持って将来を目指していけるような、そんな館を、企業館、企業の皆さんにはぜひつくってもらいたいというふうに思っています。ぜひ1社でも多くの方、多くの企業の参加をお待ちしています。 日刊工業新聞:ありがとうございました。 司会:ほかの方、いらっしゃいますか。そしたら今、手があがった。 【書き起こし】大阪府・吉村知事が定例会見8月25日 全文5に続く