「人ばっかり投げてきたんで」レスリング金の日下尚 念願の巨人戦始球式に笑顔
◇プロ野球セ・リーグ CSファイナルステージ第1戦 DeNA2ー0巨人(16日、東京ドーム) 【動画】実際の始球式映像はこちら! 始球式を務めたのはパリ五輪のレスリンググレコローマン77キロ級で、金メダルを獲得した日下尚選手。 生まれたときから巨人ファンということで、海外での試合に参戦していましたが、急きょ、この始球式のために一時帰国。近所の中学生にキャッチボールの相手をしてもらって準備してきたそうです。 結果はワンバウンドでの投球となり、マウンド上で悔しげな表情を見せた日下選手は「やっぱ憧れのテレビでしか見たことないマウンドに立って・・・緊張しないと思ってたんですけど、オリンピックも緊張しなかったんで」と語ると、「軸足が震えてたんで、全然ダメでしたね。でも、楽しかったです」と笑いました。 「ボールじゃなくて、人ばっかり投げてきたんで。ボールを投げる練習がもっと必要でした」と反省しましたが、念願の始球式を終え、満面の笑みを浮かべていました。