長野誠史選手インタビュー! シーホース三河「Be With」で目指す未来のカタチ【バスケ】
スタッフに聞く三河が目指すアリーナ起点の街づくり
――「まちづくり」「ひとづくり」「なかまづくり」という3つの軸を掲げていますが、2016年当初より活動していたことがその3つに集約できるということでしょうか。 「クラブとして強ければいいわけではない」という根底にある想いから様々な活動を行ってきていました。それらを言葉で表すと、その3つでした。中でも基盤にあるべきだと考えているのが「なかまづくり」です。それは自分たちも含めた「ひとづくり」につながり、地域に根ざし、愛されるクラブになるという「まちづくり」にもつながっていきます。強ければいいだけではなく、地域のハブ(中心)となるクラブでありたいと考えています。 ――新アリーナを建設にあたっても、それらの考え、想いを落とし込まれたと伺いました。 単に施設を作るというだけではありません。アリーナ作りは「まちづくり」につながるという考えがありました。新アリーナを発表する際に紹介したイラストでは、我々の想いを表現しています。新アリーナが街の中心にあり、さまざまな人々が描かれているのですが、これはアリーナを作ることで人が集まり、さらに集まることで人が育ち、経済が回っていくということを表現しています。アリーナを中心に、西三河地域、そして愛知県が発展していってほしいという願い、理想の形です。 ――アリーナの完成が待ち遠しいですね。完成後に「Be With」の活動でも利用するアイディアがあるのでしょうか? 一つは安城市民を対象に、アリーナの使い方ワークショップを開きたいと考えています。B.LEAGUE PREMIERのゲームが開催される夢のようなアリーナを使い、スポーツ×地域の視点で新たな地域連係の形を実現すること。課題の解決、交流の架け橋といった地域が活性化する試みを考えています。 ――最後に「Be With」としてやっていきたい取り組みがあったら教えてください。 選手の面では学校訪問数を増やし、子どもたちが触れ合う機会を作りたいですし、“ひとづくり”という面でコーチやスタッフもコミュニケーションを図っていく機会を作っていきたいですね。そのほか、西三河地域の特別支援学校でのクリニックや交流試合といったことも考えています。シーホース三河の想いに賛同いただけるファンやパートナー企業の皆さま、地域社会と共に、今後も持続可能な成長を続けていきたいと考えています。 オンコートでは「共に頂点へ」、オフコートでは「共により良き未来へ」を合言葉に地域の皆様と共に社会課題解決に積極的に取り組んできたシーホース三河。SDGsプロジェクト「Be With」の今後の活動に、ぜひご注目ください。 シーホース三河のSDGsプロジェクト「Be With」の詳細はこちら https://go-seahorses.jp/company/bewith/ 取材協力:Bリーグ B.Hope WEBサイトはこちら https://www.bleague.jp/b-hope/ B.Hope公式Xはこちら https://x.com/B_LEAGUE_HOPE